2016.11.30
「音読の宿題があるねん」
と生徒から聞くと、娘が幼かっ頃を思い出します。
「宿題だからいっぱい読まないとあかんねん」と言いながらも、
「もう一回読んで♡ その話いいねぇ。
◯◯(←娘の名)が読んでくれると楽しいわ〜」という私の言葉に、
何度も嬉しそうに読んでくれた頃。
家事をしながら何度も聞くのは
実は大変といえば大変。
面倒だと感じれば面倒。
でも、一所懸命に読んでくれる姿に、
きっといつかは恥ずかしがって、こんなことはしてくれないかも。だったら、この時間を楽しもう♪と。
「ママ、手を動かしてるけど、聴いてるからね♪」
読むたびに「いいねぇ」「上手やん♪」とひとこと添えて。
今では思春期で口数少なくなった娘。
わたしに音読はしてくれないけれど、
ここへ至るまで、「読む」ことが好きになり、自らすすんで読書する人になっている。
それと同じように、
「娘がピアノを弾いてくれるのが嬉しくて♡」と、我が子のたどたどしいピアノの時でも関心をもって、喜んできいていたお母さんのお子さんは、確実に演奏をする喜びを持てる人になっています。
「自分は鍵盤楽器はわからないんだけどね」という人ほど、こどものピアノを純粋に喜びを表現するからでしょうか。
起業家仲間の方のお嬢さんなど、知り合いでの例を見ていても、
お母さんの笑顔、お母さんの関心が
こどもたちにどれだけ影響があるのかを、最近つくづく感じています。
お母さんの「笑顔」と温かい「関心」は、こどもを何よりも育てる栄養となります。
大変なときは、わたしにご相談を^_−☆