2015.04.28
ピアノをやってると、
発表会やコンクールで
ステージに上がります。
もちろん、ひとりで。
ひとりでステージで何かするって、
なかなかない経験です。
みんないっしょに、というのなら結構あるけどね。
さて、
小さいうちからステージを経験しておくと、
人の前に立って何かする・発表するということが、
ごく普通のことになっていきます。
そういえば私も、
小学校のときからしょっちゅう伴奏してたし、
人前で何か話すということにも、特別のこととは思わなかったような・・・・
小3になったこーちゃん。
低学年のころから、クラスでお楽しみ会があるたびピアノを弾いてます。
小6になったさーちゃんは、
鼓笛隊の指揮者になり、これまた張り切って練習しています。
やっぱり小6のえーちゃんも、
伴奏と言えば必ずと言っていいほど弾いています。
子どものころから代表になって何かやったり、
コンクールで入賞して表彰されたり、
こういう経験は、子どもの人格形成に大きなプラスを運んできてくれますよね。
がんばって練習したら、独奏や伴奏者に選ばれたり、トロフィーがもらえたり・・・
子どもの心に大きな自信と誇らしさがうまれ、安定した人格が形成されていくでしょう。
承認欲求が満たされない場合、
マイナス方向にそれを表現しやすいものですが、そういった心理を抑制します。
安定した情緒って、けっこう大事。
安定してるからがんばれるし、健やかな判断力も生まれます。
ピアノを習わせているお母さんたちは、そこまで考えてないかもですが、
幼いころからの努力が、意外なプラス方向にも力を発揮しますよ♬
5歳からピアノをやってきた私は、ピアノを習う・弾くことは当然のことだったので、
ピアノをやっていない人がどういう気持ちかを、考えることはありませんでした。
ピアノって、練習が嫌なことだってあるし、気が向かないことだってある。
でも、選ばれたらやる気も戻ってがんばるし、それをきっかけに練習する気になったり。
ピアノを習ってない友だちから、「ピアノが弾けてうらやましいなぁ」と
言われることは何度もありました。
そういわれても、何とも思わなかったのですが、
高校生になったときにはぐっときましたね。
「今から習っても、そんな風に弾けるようになるかな?」
今から?高校生で?うーん・・・どうだろう?
幼稚園教諭になるレベルになら十分やれるし、‘エリーゼのために’なら弾けるようになる。
でも、‘革命’はどうだろう?弾けるようになるかな?
即答できませんでした。
が、もしあなたがずっと練習をがんばったら、それはいつか必ず弾けるようになるよ。
今ならそう答えられます。
今、おとなの生徒さんたちが5~6人いらっしゃいますが、
どの方もほとんど初心者でしたが、今ではみなさん映画曲や‘エリーゼ’を弾いています。
練習できなかったとしても、レッスンでよく頑張ってくれるから、
いつのまにか十分楽しめるピアノを弾いています。
でも、もしこの方が子どものころからレッスンしてたらどれほど伸びただろうかと
思うことはよくあります。
ピアノは年齢関係なしに、あなたのペースで伸びていけますよ♪