2015.04.14
昨日のなーちゃん(高2)、
長いショパンを聴きながらすぐわかりましたよ。
いい練習をしてきたねって。
譜読みは出来上がり、あとは細かいところを詰めていくのですが、
ここからの練習いかんによって、よくなるかダメになるか決まります。
なーちゃんは
真摯さが伝わるピアノを弾いていました。
とてもいいオーラです。
ピアノはそういった空気を作り出せるから、
何かを浄化してくれるのです。
なーちゃん、よかったよ!
譜読みができると嬉しいですよね。
弾けるから楽しいし、“弾く”だけで気持ちいい。
でも、それをいいものにするかどうかは、“弾く”だけじゃダメ。
曲への姿勢が、あなたの実力を決めるのです。
まずレッスンでいわれたことをやってみてください。
ここは、こういう練習が必要。
ここは、この指使いに変更したほうがいいかも。
ここは、テンポをこうして弾いてみて。。。
いろんなアドバイスがありますが、それをやるかやらないか?
確かに練習時間も必要だけど、
それよりも中身の良さがあれば、長い時間練習しなくてもいいんですよ。
毎日みんなは学校へ行き、部活もやり、友だちとも遊びたい、でしょう?
だから、ピアノの練習はそれぞれの裁量に任せられるけれど、
そこそこの時間でいいから、いい方向の練習さえしてくれたら十分なんです。
たとえば、
ピアノを始めたばかりなら、
生活の中に練習を組み入れて、飽きない程度にやってください。
テキストが進んできたなら、
レッスンで習ったことを1週間かけて慣れてきてください。
コンクールに出るなら、
先生に言われた内容をしっかり練習できるようにしてください。
もし自宅練習できなかったとしても、
レッスンでは集中してがんばってくれたらそれでいいのです。
ちいさい生徒さんたち。
なーちゃんのように、いい方向を持ちながらいい姿勢で大きくなってね♬