2021.12.08
自宅での練習、みなさん大変ですよね。
放っておいても練習するお子さんは本当に少ないです。
以前お話しした“馴化”で飽きちゃうし、
世の中には努力より楽しそうなことがいっぱいですものね。
でも、努力の習慣化はピアノじゃなくてもとても大事。
と言ってもすごい努力ということではなく、
練習の習慣化=生活リズムに組み込む、ということがポイント。
宿題が終わったらピアノ、5時になったらピアノ、夕食前にピアノなど
リズムを決めるといいですね。
そして気を付けたいのが、
それを強制しすぎない状態で、少し緩やかに柔軟性を持って見守ること。
誰でもなんとなくやりたくないときはあるし、機嫌が悪い時もある。
そんな時、決まりだからと練習を強制すると
ピアノがイヤになるし、親子関係も悪くなりがち。
なので、個人差ありますが、週に3~6日練習すればよしにしませんか。
そしてここで寄り添うという意味を考えると、
今まで毎日練習していたお子さんなら、日曜日には練習休みにしてもいいことにする。
あんまり練習習慣がない場合は、週に2日だけ練習する。
そんな感じにするといいですよ。
放っておいても弾くならそれは全然かまわないけれど、
練習には義務感が伴いがちですから、
練習習慣がない場合は週に2日の練習をしたら、これはいっぱい褒めてあげていいことです。
できなかったことをやった=褒めてあげる。
これはすごく大事なことですよ。
がんばりを認められるということは本人にとって誇らしいこと。
それを褒められたら、またがんばっていこうという気持ちになり、
それがお子さんの栄養になっていくのです。
私はレッスンしていて、
生徒ができなかったことができるようになった時、
本気で喜びを感じますよ。
お世辞じゃなく、本当にうれしくなるのです。
この時の私の脳内では、
__今日初めての曲、少しここが難しいから大変かもしれないなぁ。
でも少しずつゆっくり一緒に練習しよう。。。
あ、よくなってきた!ミスしなくなってきた!よかった!
こんな気持ちなので、生徒といっしょに喜ぶことができるのです。
レッスンするということは、どのラインでも同じ。
片手の練習でも、ベートーヴェンを教えるときでも、
そのレベルにかかわらず、次の一歩を目指すために併走する。
そしてできるようになったらとてもとても嬉しい!
この繰り返しです。
日常生活の中で親御さんは毎日忙しいでしょう。
早くやりなさい、ちゃんとやりなさいと言う回数も増えそうですが
一人残らず生徒たちは、レッスン時間内を集中して練習しています。
どの子もいやがらず、ちゃんと練習をがんばっているのです。
それだけで褒めてあげる価値がありますよね。
毎日のことで難しいでしょうが、
おんぷ読みしてみたら?
右手だけでも弾いてみたら?
印がついてるところを直してみたら?
5回だけ弾けばいいんじゃない?
こんな感じで誘導してみてくださいね♬
中高生くらいになるとなかなか本格的な曲を弾くようになります。
だいたいが本人の希望曲なので、練習というより“好きだから・弾きたいから”弾くという感じであってほしい。
この年齢になるとどの子も、むずかしくてもじっくり取り組めるようになっていて、その一生懸命さは本当にかわいい!
部活や塾であんまり練習できなくても、ここでがんばってくれれば全然いいよ。今日やったことを忘れないようにだけできるといいね。
私も昔、この曲を初めて弾いたときは大変だったなぁ。だから躓きそうなところも苦労しそうなところもよーくわかる。
そういうときは先生が一緒に付き合うから大丈夫だよ・・・・・
真摯な様子でピアノに向かう生徒たちが本当にかわいいです♪