2021.12.20
年少さんから70歳代までの生徒さんたちがいます。
それぞれの年齢によって、レッスンの方向はその都度変わってきます。
小さい生徒さんたちには、
少しずつ集中力や思考力がつくように、というのが私の目標。
もちろん、
おんぷと指の形のいい習慣もつけながらのレッスンです。
年少のそー君、
集中する時間も長くなり、しっかりした表情でピアノに向かうようになりました。
そして「できた!」という誇らしい顔を見るとこちらまで嬉しくなりますね。
1年生のえーちゃん、この1年での伸び率が本当にすごい!
えーちゃんもゆっくりレッスンに馴れていけるようにと思っていましたが、
いつの間にかその実力が大きなものになっていて、もう少しでソナチネに進むところ。すごいですねー。
多くの小学生たちは、その基礎を固めつつ前進していく時期。
そして年齢に応じた表現力も獲得していて、それは発表会をご覧いただいた通り立派なもの。
小学校高学年から中学生にかけては、
今までに得た基礎力を使いこなしていくときです。
だんだんと自分の好みもわかってくる時だから、選曲も自由にしていきます。
好きな曲、弾きたい曲を弾くようになると上達が早まりますね。
それもしっかり基礎があってのことですが、ここからは自分のペースで歩けますよ。
中高生はそのほとんどが名曲を弾くようになりますね。
モーツァルトやショパン、ドビュッシー、ブラームスなど
次々とレベルの高い作品に取り組んでいるので、私としてもすごく教え甲斐があってそれは楽しいレッスンです。
おとなの生徒さんたちは、それぞれが求めるものがちがいます。
いい演奏を知りたいという方も、楽しみたいという方も、そのどちらでももOK。
うまくなりたいという気持ちに応えるレッスンも、楽しみたいというレッスンも、どちらも私はいいなぁと思います。
そもそも年齢にかかわらず、ピアノが好きと思ってほしいので。
お子さんが練習しなくて困るという話は、いつの時代も親御さんたちがおっしゃいます。
子どもは目先のことしか見えないし、楽な方に行きたいのが本音。
でも
逃げ癖をつけるのも、努力しないのもよくないとおとなはわかっている。
長い目で子どもを見た場合、
やはりおとなの俯瞰する視点と軌道修正してあげる気持ちが大事ですよね。
子どもの気まぐれや逃げに振り回されず、
少しずつの努力や積み重ねていくことの大切さを培っていく。
ピアノということではなく、習い事にはこうしたことの体得があります。
子どもには判断できないことをおとなたちが導いてあげることは本当に大事ですね。
みんながいい方へ伸びていくこと、先生はいつもそれを考えていますよ♬
もうすぐ冬休みですね。コロナで思うようにできないこともあるでしょうが、学校という時間に縛られない冬休み。心身ともに英気を養って楽しい思い出をたくさん作ってね。
レッスンの冬休みの予定はプリントでお渡ししてある通りです。
来月は5日からレッスンしますが、土曜日のレッスンは15日から。
本当は8日の㈯レッスンする予定でしたが、その日文化センターでコンチェルトのコンサートがあり、
やむなくレッスンをお休みにさせていただきました。
色々制約がある冬休みですが、ご家族との楽しい時間をお過ごしくださいね。