2021.05.16
ピアノの練習ってなかなか大変ですよね。
それがイヤで「ピアノきらい」になった人は多いはず。
ここで気をつけたいのが、
ピアノがきらい、というのは、「練習がイヤ」ということ。
おうちの方はそこを知っておくといいですよ。
ピアノは弾ければ嬉しいし楽しい、けど、練習が大変。
これが本音ですよね。私も昔そうでしたからよくわかります。
さて、
その練習ですが、私はレッスンで一緒に練習する方式が多いのですが、
その時にいやがる生徒は一人もいないんですね。
教えている通りのやり方で、
じゃあ一緒にやってみようか、まずは何の音を弾くのかな?
というところから始めていくのですが、
それをいやがる生徒はひとりもいなくて、みんな落ち着いて取り組んでくれます。
___そうそう、それでいいの。じゃあ続きはひとりでやれそう?
来週までにここまででいいから、慣れてきてくれる?
「はい!」
いろいろ面倒なこともむずかしいこともありますよね、ピアノって。
でも、レッスンで一緒にやっていくことでどの生徒もちゃんと取り組めている。
ただ、ひとりだと挫けやすくなるし、つい楽しい遊びを優先しちゃうし・・・
でもね。
私は本当に思うのですが、
週に5日練習したらそれはすごく立派!で、
週に3日練習したらそれでもいいよ、と思うし、
週に1日練習したら、やらないよりはるかにいいねと思うのです。
ピアノの練習量と上達は、はっきり比例します。
だから本人が、放っておいても弾いてるならそれで全然いいけれど、
毎日の義務にしちゃうとちょっと苦しい。
週5日練習するならすごくえらい!と本気で思いますね。
おとなは成果を求めがちだけれど、それを求められる方はしんどいもの。
うまく息抜きさせること、それがおうちの方の役目かも。
ふだんから練習がんばっている子にはゆるめて、
ふだんあまりやらない子には、練習する曜日を決めて、など
ケースバイケースでご対応くださいね♬
譜読みが早いあーちゃん(小4)に、どれくらい練習してるの?と訊いたら
「練習してると1時間くらいたっちゃってたりして・・・」
えー!それはすごい!大変じゃない?
「んーそれほどでも…ここも直そう、ここもやらなきゃと思うと時間が過ぎちゃって」
えらーい!びっくり!
大変じゃないならいいけど、がんばりすぎない程度にがんばってねとヘンな声かけする私。
私は子どもの頃、本当に練習ってしなかったなぁとしみじみ。
弾いてはいたけど、それは好きな曲を弾くことであって宿題の練習というのはちゃんとやらなかったんですよ。
私が15歳まで習っていた先生は叱ることが無く、だからこそやってこれたのかも?
本格的にうまくなりたくて音大の先生に師事してからはすごく大変だったけれど、
私は自分が教えるようになってから色々思いました。
練習を最小限でうまくなれないかな?
うまいってなんだろう?いい演奏って?
憧れの作品を弾けるようにしてあげるには何が必要だろう?
どの教材をどう使ったら,ムダなく上達させられるかな?
この子は何が苦手でうまくいかないんだろう?
学校も部活も遊びもあるし、じゃあレッスンでやってあげられることは何かな?・・・
試行錯誤しつつ現在に至るわけですが、どの生徒も昔の私よりすごーく上手!
これ、本当にそう思いますよ。
長く通ってきている保護者の方から、発表会のたびに言われます。
「うちの子が小さい時よりみんな上手ですよね!」
よくないところを直し、いいものを求めながらレッスンしてると、
みんながだんだんいい音でいい演奏をするようになって行く。
うまくなったなぁ、よくなったなぁと思うと、本当に嬉しいです♪