2021.04.02
新学期を前に、
新しい学校、新しいクラス、新しい環境に
不安を感じる生徒さんも多い時期。
新しいことへの不安感と言うのは誰にもありますよね。
慣れれば大丈夫なんだけど、それまではちょっと…
ということで、
レッスンの宿題量は、本人と相談して決めていきます。
ピアノで無理しなくてもいいように。。。
時々思うのですが、教えるというのは、
その内容をいかに簡単そうに伝えること、
その上り坂を、急な斜面に感じさせないように、
なんだか大丈夫そう、やれそうと思わせられるか、ということがポイント。
学ぶ内容が同じでも、その教え方によって簡単そうにも大変そうにもなる。
また、
その子がどこに抵抗感や自信のなさを感じているか、
それを察知することで上り坂を意識せずに上達させていけるか、
そういった工夫や気づきが指導者によって変わってくるわけです。
生徒たちのストレスが最小限ですむように、抵抗感が少なくてすむように、
いつのまにか弾けていた、うまくなっていたというふうになってほしい。
ごくふつうの練習でいつのまにか上手になっていけるように、
私のレッスンはそれをめざしたものです。
ということで、いつも言いますが、
習った通りに練習してね!それが一番の近道ですよ♬
引き継いで3か月のみーちゃん(小3)
あれよあれよという間にふつうの1年分くらいの進度を3カ月で達成しちゃって・・・
なんでこんなにできるの?
あらためて指や読譜を教わり、新しい先生に習う戸惑いもなくすんなりと。
お母さま曰く、
なぜかわからないけれどこれだけ弾けるようになって驚いているんですとのこと。
いえ、私だってびっくりしてるんですよ。まさかここまで進むとは。
私のレッスンはソルフェージュを組み込んでいる指導なので、初心者ならともかく、
引き継いだ場合、最初は戸惑って浸透しづらいこともあるのに。
それまでのクセってなかなか抜けないですよね。
でも、クセの矯正がすんなりできて昔から私が教えていたかと思うほど。
たまにいますよね、こういう生徒さん。短期間でぐんぐん伸びちゃうケース。
あー、もしもっと早くうちに来てくれてたら今頃どこまで進んでいるかと…
習った通りに練習してくれると、本当にムダなく進みますよ!
そして今度は、進むことだけでなく完成度の高さ、本当の演奏というものを
発表会などを使って身に付けていきましょう。
きっと新しい世界、新しい楽しみが待っていますよ。
私もレッスンするのが本当に楽しみです♪