2021.03.21
ピアノのレッスンは、
注意・直される、ということが多いですよね。
指をもっとこうして・・・
そこの音、なんて読むのかな?
ここはスタッカートだからこう弾くのよね?
そこは指の番号の通り弾かないとつながらなくなるよ。。。
するとみんな、
「え?あ、そうだった」という顔で直していきます。
おんぷのまちがいと言うのは、結構直しやすいですよね。
でも、
意外に直りにくいのがリズムや指使い。
リズムは、
まちがったリズムで覚えてしまってそれが修正しにくくて、
指使いは、
指が無意識に覚えてしまうから直しにくいんですよね。
直すという作業のときは、ゆっくりやることが大事。
早く弾くとまた元通りの弾き方をしちゃうんですね。
ゆっくり片手ずつ弾いて、脳と指を修正していくという感じかな?
でも、
一番大変なのは指の形や動かし方を直すこと。
ピアノって何気なく弾くでしょう?
指の形や使い方、音の出し方は初めが肝心。
最初から、
修正せずにすむ状態を作っていけばどうってことないわけです。
かといって、
一度教えたらマスターできる、というものでもありません。
つねにちょっとした修正をしていくものです。
とくにレベルが上がるにつれて、指だけでなく楽譜上の記号の意味も、
小さい時に習ったものと同じではなくなることもあります。
時々言うのですが、
習ってないことはできなくても全然いいの。
習ってなければ、知らなくてもできなくても当然だものね。
でも、
習ったことは覚えていてほしいし、できるようにしていきたいね。
教える量も関係するので、
生徒さんが消化できない量を教えることはありません。
このくらいならできるかな?覚えておけるかな?
じゃあ、
ここに書き込んでおくからやってみてね。忘れたらここを見て思いだしてね。
だけど心配しないでね。
忘れたらまた教えるし、できなかったらできるまでいっしょに練習しよう。
先生はあなたの伴走者でありたいと思っていますよ♬
コロナ騒動がなかなか収束しませんね。1年以上も続くとは思ってなかったなぁ。
マスクと消毒が習慣化しているせいか、今年はインフルエンザの生徒がゼロ。
そしてまた花粉症の季節。マスクしても消毒しても花粉症は避けられず・・・
眼もかゆいし、ほんとに参りますよねぇ。
私はアレルギーが多い方で、薬もあんまり効かないから本当に困っちゃう。
体質は仕方ないですしね。
それでいうと、
手の大きさや指の状態も体質みたいなもんで、個人差がありますよね。
レベルが上がってきたら特に、指の状態を見極めて選曲するのですが
そこを無視すると演奏の完成度が上がらなくなってしまうんですよね。
コンクールや発表会では選曲も大事。
弾きたい曲を弾かせてあげたいけど、
完成度が上がらないとか学びが少ない曲は避けたほうが生徒のため。
色んなチャンスをムダにしないようにしてあげたいです♪