2021.01.25
進め方はムダなく合理的に、
布石を打てるものは打つ、
という感じでレッスンしています。
布石と言うと大げさかな?
たとえば
新しいことを一度に色々教えなくて済むようにする、ということ。
はじめて見るもの、はじめてやるものが難しそうだと
気持ちのハードルが上がってしまうでしょう?
初めて見る音符、初めて見る記号、初めて弾く弾き方・・・
そういったものをいっぺんにやらせないようにする。
“初めて”がひとつだけなら、
やれそう、と思ったりやる気になったりするけれど、
“初めて”が色々あると、
えー?むずかしいかも、できないかも・・・という気持ちになってしまうかも。
だから、
少しずつ教えて、少しずつ慣れさせて、少しずつできるようにしてあげるのが
私の方針なのですね。
お母さまの中にはお子さんの進度が早くて驚く方もいますが、
出来ないのに進めるということはないから大丈夫。
どちらかというと私は、生徒さんに対して大事を取る方です。
これ、できるようになったね、でも油断しないでずっと気をつけてね、という感じ。
おんぷを読むのも指の形も、
生徒さんたちが色々体得していくと嬉しいものですが、
安心しきっているといつの間にかできなくなっているということ、あるんですよ。
とくにお子さんは忘れるのも早いもの。
出来ていたものができなくなるって結構ショックでしょう?
そうならないように、念入りと言うか油断しないというか、
そういう方向で指導しています。
習った通りのことを練習する。
自己流にしない。
これはみんなに言ってることですが、お母様方もぜひ気をつけて。
ご自身がピアノ経験があると、いつの間にかよかれとアドバイスしているかも。
ご自宅でアドバイスするなら、
先生が教えたやり方を実行するようにお声掛けして頂くと大変助かります。
わき道にそれないように、ムダな努力をしなくてすむように、
レッスンでは色んなことに気を配っていますからだいじょうぶ。
いい練習をしてね♬