2020.07.28
なかなか梅雨が終わりませんね。
来週から夏休みというのに
パッとしないお天気です。
毎年私は、
夏休み中はあんまりピアノの練習ができなくても仕方ないと
思うところがあります。
お出かけも生活も日常とはちがう日々、
ピアノが手薄になるのも無理はないなぁと思うので、
秋の発表会の曲は、
1学期中に暗譜する予定で取り組んでいます。
ほとんどの生徒さんはだいたい6月中に暗譜していて、
あとは内容を深めていくことが中心です。
ふだんのレッスンと、発表会のような本番があるレッスンでは、
教える内容がちがいます。
通常のレッスンではそこまでできない、ということを細かく教えるのですが
発表会が終わるとどの生徒さんもみんな、
この数か月の実力が身についてレベルが上がっているのですね。
いつも申し上げる通り、
基礎的なラインの場合は、進度が大事。
指や音の出し方などを踏まえたうえで、先に進めさせることがその子の有益です。
だから、発表会やコンクールにとらわれすぎないこと。
目先のことでなく、先を見て指導していきます。
ある程度の進度が達成されている場合は、
先を急ぐのでなく、じっくり曲に取り組んでいくレッスンになって行きます。
そして自宅練習も、
それぞれのペースで、ムリのない範囲でやってくれればだいじょうぶ。
今まで培われた実力を使っていく時期ですから、
好きなレパートリーを広げていきましょう 。
もちろん、コンクールの参加もご希望がある場合はおすすめ。
子どもの成長はあっという間。
その時期でないとできないことをしっかり与え、
その時期の伸びが十分になるように導いていかなくてはなりません。
みんの成長が、先生はすごく嬉しくて楽しみなの。
弾ける楽しさをしっかり味わってね♬
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