2020.03.09
コロナウィルス感染予防のため
イベント中止や休校になって
本当に異例のことばかりですね。
レッスン生のみなさんはマスク着用で、
教室に来るときは手を洗って来てくださいね。
さて、
先日体験レッスンに来た方にお話ししたのですが、
将来、教員や保育士、幼稚園教諭になるときに
ピアノが弾けないとその資格が取れません。
大学ではソナチネやツェルニ―などが必要なので、
そのあたりまで進むまでは、練習をがんばったほうがいいと思っていますよ。
ソナチネまでの過程は、
いろんな教材があってそれはもう何通りも考えられます。
私の場合、
生徒さんによって年齢や手指の条件などがちがってきますので、
それによって選ぶ教材は一人ひとり変わってきます。
レベルが上がっていく=むずかしい内容になっていく、ということですが
その上り坂の具合を、
苦労が少なく緩やかに感じるようにさせていくこと、
いかに「できそう!」な気持ちにさせて進ませていくか、
そういったことが私の指導力と考えています。
ひとりずつのオーダーメイドでテキストを選んでいきますが、
選ぶ本がちがっても、学習する内容に差はありません。
ソナチネまで行きついたのなら、
その次はモーツァルトやベートーヴェン、そしてショパンなどと広がっていけますよ。
もちろん、
クラシックばかりじゃなく、ポピュラーの曲を弾いてもOKで、
それは生徒さんご本人の意向で進めていきます。
いずれにしても、
私が出した宿題を次のレッスンまでに弾けるようにしてくる。
これを順調に続けてくれると、2年過ぎたあたりでソナチネまで進めます。
こう言うと驚かれますが、結構いますよ、そういう生徒さんたち。
手が小さいお子さん、未就学児なら、少し幅を広げるように育てて、
小1あたりでソナチネに進めば手指に無理がなく理想的。
宿題の量も、本人と相談しながら決めていきます。
生徒さん自身のペースに合わせていくことも忘れずに、消化できる分だけにします。
やる気があるときは多めに、自信がなさそうな時は少な目に、
その時々で毎週ちがっていますね。
ピアノの練習も、
毎日やれる、もしくは本人が望んで弾いているならそれでOKですが、
週に3~4日くらいでも十分かも。
やりすぎると先々伸び悩みますよ。ご注意くださいね♬
流行っている人気のある曲を弾きたい気持ち、みんなもってますよね。
その望みをかなえてあげるには、やはり基礎力をしっかりつけていくこと。
ポピュラーは、簡単そう?
いえいえとんでもない!
クラシック並みにむずかしいこと、これけっこうあります!
ですので、最初の2~3年はまじめに練習して基礎を身に着ける。
そのあとは、身に着けた基礎力を使っていくとき。
練習量もあなた任せでも大丈夫かも。
ピアノの練習、やればいいってもんじゃありません。
いい練習をして、楽しめるようになってね♪