2018.01.31
私はいつも、
まずはソナチネをめざせるように指導しています。
レッスンしているなら、
役に立てる力をつけてあげたい。
たとえば、学校での伴奏だったり、将来の進路に有効だったり、
弾ける力をしっかりつけるというのが指針です。
その目安がソナチネ。
そしてソナチネの後には、モーツァルトやベートーヴェンのソナタが待っています。
この辺りから進化が始まります。
楽譜の解釈、その読み方、作曲家によっての奏法や音色の違い、その背景・・・
楽譜通りに弾くことにはちがいないけれど、
それだけじゃなく、楽譜に印刷されていないことをレッスンしていきます。
ピアノは特に、
指導する先生によって、その内容やラインが違うもの。
ある先生はこれを良しとしても、
ほかの先生はそれを良しとしないということはよくあることです。
解釈もまた然りで、解釈によって曲の仕上がりは変わっていき、
それがコンクールなどでは顕著に表れますね。
音大受験においては、それはもう絶対的にいい方向を知らないと、
どんなに練習しても合格にはたどり着けません。
専門性が根底にないと、生徒の努力がムダになったりマイナスになったり。
これは時には、
ピアノ経験のあるお母様方に誤解されることもあるのですが、
ノーミス、早いテンポ、強い音というのは必ずしもOKではないんですね。
私は楽譜に書かれていないことをかなり重視して指導していますが、
その通りにやってくれたら、順調に入賞できますよ。
ピアノは、その楽曲のレベルによって教える内容が多岐にわたっていきます。
子どものころに習ったことに加えて、少しずつレベルが上がり進化していきます。
そうなるように、
今あなたの練習を、忠実に誠実に取り組んでくださいね♬
春を控え、レッスン生の弟妹の方々の予約をいただいております。
下のお子さんのレッスン開始、ちょうどいい時期を選ばれるお母さんが多いかも。
小学1~2年生でレッスンに来る生徒さん、順調でよかったけど、
もしもっと早く始めていたらなぁと思うこと、しばしばあります。
ピアノ開始年齢は年少さんか年中さんあたりからだとムリなく進んでいけますね。
昨春からレッスンに来た年長のゆーちゃん、もしせめて年中さんから来てくれたら、
コンクールにも出られるし、もっと進んでいただろうなと惜しい気持ち。。。
ピアノばかりは早期教育が効果的なことがとっても多いし、
早く始めた分だけ色んなプラスが身につくし、ムリなく進めるし。
レッスン開始時期、これも縁でしょうかね♪