2017.11.17
テキストが2~3冊目になると、
ピアノにもすっかり慣れたころでしょう。
‘馴化’でもお話ししましたように、
飽きたり気が向かなかったりすることもあるかもしれないけれど、
誰でもそういう時期があると思って、あまり気にしないように。
さて、
レッスンではポイントになることをクリアファイルにまとめていますが、
わかりきったことでしょうが、それをきちんと実行することが大事です。
ピアノって、習ったことを身に着けながらさらに新しいことを習っていくもの。
前回習ったことは終わりで、今日習ったことをやればいいってことはないんですね。
知識も技術も身に着けることが増えていくという感じなんです。
それには、習ったことを率直にやることが本当に近道。
練習のやり方も、必要な練習も、指や弾き方も、
習ったことをそのままやることが一番の近道。
先生は、どうやったらムダなく上手にさせられるかなと思っていて、
これがよさそうというやり方を教えています。
修正が少ない状態だと、想像以上に早く進みますよ。
指を動かすことで、脳が動きます。
こんなふうに弾こうと働きかけるとさらに脳は動きます。
ピアノを弾くということはピアノが上手になるだけじゃなく、
お子さんの能力的な伸びにもなります。
そして、力を伸ばすにはすなおさも大事。
習った通りにやってみる素直さが、伸びていく一番の近道かも。
そして“乗り越える”ということをどう身に着けられるか?
これはまた次回に♬