2017.04.07
ハノン、これを好きな人はなかなかいませんよね。
私も子どもの頃はろくに練習しなかったし・・・
ですが。
ハノンの使い方は、その指導によっていろいろあるでしょうが、
私の指導では、単に指の運動と捉えるのでなく、
演奏に必要な基礎的なベースを含めていろいろ教えています。
そういうところで、ハノンで教えていることが生きてくるのよ、とか、
この弾き方、ハノンで習ってるでしょう?とか、
ここはこういう解釈で弾くんだけど、ハノンで教えたことと同じなんだよね、とか、
言われた人は多いはず。
ハノン、その使い方によって基礎的な総集編にもなり、
もちろん指の性能を上げるためのものでもあり、
ね?なかなか使いがいのあるハノンです。
自画自賛するようですが、私が子どもの頃、
ハノンでこういうことを含めて教えてほしかった・・・という内容を教えているのです。
それは指のテクニックだけじゃない、演奏の基本にも通じる内容です。
意識して体得してくださいね♬
テクニックだけではダメで、でも情緒だけでもダメで、
ピアノは色々必要なことが多いけれど、とにかく、
どのレベルの生徒さんも,“習ったことを練習すること”がポイント。
自己流で弾いても、いい演奏にはなりませんよ。
特にコンクールに出るあなた。
普通にたくさん練習しても入賞はむずかしい・・・
楽譜に印刷されていない内容を、レッスンで習った弾き方をしっかりやる、
これに尽きますよ!
せっかくコンクールに出るんなら入賞したいですよね。
ただやみくもに弾いたって限界がすぐきちゃう。
とにかく、普通に弾かないで、先生に習った弾き方や練習をがんばってね!