2016.11.02
息子と電車に乗っていました。
たまたま空いてて座った、
1番後ろの車両の車掌さんがバッチリ見える席。
普段あまり興味を示さない息子が
その日の車掌さんにだけは気になったようで
窓に顔をくっ付けてお仕事を拝見。
あまりの凝視に車掌も照れ笑い。
私も一緒に拝見していましたが、
若い男性の車掌さんで、
車内アナウンスもとても聞き取りやすく、
停車駅でのお仕事も機敏で
見ていてとても気持ちのいい仕事ぶり。
きっと「車掌さん」になりたかったんだろうな〜
夢が叶って、仕事が充実してるんだろうな〜
と、想像出来たくらい。
ある駅で急行電車の通過待ちをする為に、
5分程停車していました。
その間を見計らって、なんと、その車掌さんが、
車掌室のドアを開けて、息子の前に!
「これ、どうぞ」
と、持ってきてくれたのが
電車の写真の下に「キッズカード」と書かれたもの。
驚きのあまり、私も息子も声がでない。
「いろんな電車の写真だよ。どうぞ」
と、もう一度言われて、
息子が私を見たので我に返り
「ありがとうございます。戴いていいんですか?」と聞くと
「どうぞ。」
と、ニッコリ笑顔で車掌室に帰って行かれました。
急行電車が通過し、電車も発車。
数駅で私と息子は下車。
駅のホームに降りて、
息子は大きな声で
「ありがとうございました」とご挨拶。
それに対してもまたご丁寧に
「どういたしまして」と
返事してくださった車掌さん。
息子は電車が見えなくなるまで手を振って見送りました。
人にとって「仕事」のポジションって色々だと思います。
生活の為に働く。
旅行する為に働く。
楽しむ為に働く。
夢を叶える為に働く。
自分にとって「働く」ということは
どういうことなんだろうと、
その車掌さんとの出来事は、
そんな事を考えるキッカケになりました。
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わきやまピアノ教室
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