2023.04.17
3月の下旬、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールの全国大会がありました。
小学3年生の部門に出場したKちゃん♪
このコンクールの他に、別のコンクールにも参加しているところで、課題曲が盛り沢山・・。
北海道本選会で演奏したバルトークが審査員からとってもお褒めいただき優秀賞をいただいたので、本当であればその曲を全国大会でも演奏したいところ、、、、。
だけども日程的に他の曲の仕上げもしたいから時間的に余裕がない。
さてどうしよう。
よく話し合った上で全国大会の選曲をどうするかは最終的にご本人に決めてもらいました。
結果的には次のコンクールでの曲を高めたいから、今回はその新曲にする!との決断。
その時点で2月末。
残り1ヶ月しかない。
でも本人は過去の曲ではなく未来の曲を選んだことが私には嬉しく思いました。
コンクールは目標ではなく、過程であるからです。
今回もコンクールの経験を通して、成長する姿を見せてくれたなぁと思います。
1回目のレッスンまでに譜読みを全て終わらせて、本当にがんばってきました。
ほとんどの仕上げを東京に行ってからのレッスンで行ったようなものですが、本番は透き通るような音色で流石のステージ。2曲の明確な弾き分け、冷静な音のコントロールがとても丁寧にできました。
ご両親は演奏後、感動してうるうるされていました。
お父さんが「いつもああやって弾いてくれたらいいのに!」とおっしゃっていたのが、印象的でした(笑)
結果は5位にあと0.4点足りず審査員賞!90点台をつけてくれた審査員もいらっしゃったり、講評でも良いところ、もっと伸ばした方が良いところ、皆さんたくさん書いてくださって、コンクールとしての温かみが感じられました♪
小学3年生でこんな曲を演奏するのね!という生徒さんもたくさんいらっしゃって、ますます刺激をもらってきたKちゃん。
札幌に戻ったあとも、休むことなく頑張り続けていて、本当に関心しました!
昨今は様々なコンクールがあり、演奏のチャンスも成長のチャンスもたくさんある中で、それだけに偏らず、バランスよく学んでいくのは忙しい毎日で大変なことだと思います。
今回Kちゃんは新しい世界をたくさん見て、また一段と大人になったと思います♪
たくさんの経験をさせていただいたご家族にもいつも感謝です。
この経験を生かしてまた日々のレッスンもがんばろうね!本当にお疲れ様でした♪
そしておめでとう!