2012.04.09
土曜日曜とコンクールの本選会でした。
予選を勝ち抜いた生徒さん達は予選後の2ヶ月間厳しいレッスンに耐えてそれぞれ本当によく頑張りました。
こどもコンクール連弾の部はお1人が銀賞を頂く事ができ思わずコートのままステージに上がろうとした位驚いていたみたいです。微笑ましいです。練習の成果を出すことが出来て良かったと思います。
もう1方は残念ながら力を発揮することが出来ずに、リベンジを誓いましたが、本人はご褒美をもらえただけでルンルンだったみたいですね。まだまだ5歳。長いピアノ人生のスタート地点に立ったばかりですから、目の前の結果に一喜一憂せず長い目で見て成長していってほしいと思いました。大きな舞台で演奏出来てとっても良い経験が出来たのではないでしょうか。
こどもコンクールのソロには2名の生徒さんが出場しましたが、お1人が見事銀賞を頂くことができました。本当によく頑張りました。終わった後にロビーでは落ち込んだ様子でしたが、私は彼女の良さが全面に出ていたので大満足でしたよ。
残念ながら賞を頂けなかった生徒さんも本当によく頑張ってくれましたし、この曲を通してたくさん成長しました。新たな長所も出てきたのでとっても成果のあった数か月だったと思いますよ。
うたのコンクールではお手伝いで伴奏をしている生徒さんお二方が金賞と銀賞を受賞されました。おめでとうございます。二人とも舞台裏でとても緊張されていたのですがマイクの前に立つと「さすが」でした。本当に全力で表現していてピアノを弾いていても感動しました。
残念だった幼児の方たちもまだまだチャンスがあるので流した涙を忘れないでいてほしいです。
そして日曜日は音楽コンクール。
Bコースソロ部門とBコース連弾部門にそれぞれ出場しましたが、なんとどちらも最優秀賞で全国大会への切符を手にすることが出来ました。
予選終了後から本当に努力をしましたし、特に春休みに入ってからは血の滲むような努力をされていたと思います。ある時は寝ながら指を動かしていたそうです。それほどまでに打ちこめる事はすごい事だと心配よりも感心をしてしましました。そして連弾では仲間でありライバルであるY君の存在があり、二人でお互いに高めあうことが出来たと思います。
演奏後には弾ききってくれた事に感動し涙が溢れました。あの小さな体にどれだけのプレッシャーがかかっていたのだろうと思います。
でもそんなプレッシャーも彼には力になっていたのかもしれません。
余談ですが昨年彼は本選会2日前に手術することになり出場を辞退。ベッドの上で涙を流し続けていました。そんな彼の昨年の分も合わせて2年分の思いが昨日すべて発揮されたと私は感じています。
彼らにはこれから7月の全国大会へ向けて新たな挑戦が始まりますが、私にとっても新たな挑戦になりました。そうやっていつも生徒さん達に成長させてもらっていると本当に感じます。生徒さんと私とご家族と3人4脚で成長しています。ご家族の協力が無ければ絶対に生徒さんは成長が出来ないといつも思わされています。
今回のコンクール、予選で涙を流したみなさんも含めて出場した意義がそれぞれにありました。
また大きなステージで聴くといつものお教室で聴いていた時とは違う新たな一面を発見することができ、私もたくさんの収穫がありました。結果にとらわれず、ピアノが上達する過程にあるのがコンクールだと思いますので、成長したみんなを見て本当に嬉しかったですね。
次の目標はそれぞれグレード試験や発表会、新しいテキストに進む!など様々・・。
新学期ですから新たな学年で頑張ってほしいと思います!!
出場されたみなさん、ご家族のみなさん、本当にお疲れさまでした♪