2010.11.23
本日母がお世話になっている病院のイベントのお手伝いをいたしました。
この病院は一般病棟、介護老人保健施設、認知症療養病棟etc.が同じ建物に入ってる複合型施設。
母は2階の認知症病棟にお世話になっています。
この病棟が「秋祭り」「花火大会」など施設全体の行事への参加はもちろん、2階のみのお茶会、のど自慢大会、ランチツアー、お花見とレクリエーションの盛りだくさんなこと。
どこの老人ホーム、介護施設にも負けません。
スタッフ一同いつものユニホームを着替えてモノトーンのコスチュームに揃えた姿に心意気を感じて胸が熱くなりました。
例のトーンチャイムを使って、患者様の手によるシ・ソ・ラ・レ・レ・ラ・シ・ソ・・・の始まりのチャイムその後「賛美歌312番」と「紅葉」のメロディー演奏。
もちろん私が指示をしてトーンチャイムを振っていただく方法ですが、皆真剣に私を見つめて演奏してくださり上々の出来映え!!
ただトーンチャイムは認知症といっても身体、頭脳かなりレベルの高い方々じゃないと難しい楽器です。
私は症状の重い方にも音を出す喜びを味わっていただきたいと思いましたので、タンバリンや少し触れただけでも音の出るツリーベルを使い遊んでいただきました。
最後は病院スタッフ、患者様合同による「故郷」「旅愁」の和音演奏。
回想療法を目的とした催しということなので、懐かしい曲を選びました。
ほんの短い練習でほとんど即興に近かったのに不協和音は聴こえず(多分)美しいハーモニー演奏ができたと思います。
その中で一番楽しんでいたのは私です。
トーンチャイムのハーモニーを楽しみたい私にいやな顔をせずお付き合いくださった病院スタッフの皆様、ニコニコ笑顔で一生懸命演奏してくださった患者様ありがとうございました。
添付の写真はスクリーンに映し出したベル譜の前でポーズをとるスタッフのY介さんとKちゃんです。