634. ハイドンセット
2014.03.11
人気牛丼店の新メニュー/ハイドンセット~ハイカラな具材山盛り豪華丼の、サラダ・味噌汁・香の物セット…なんちゃって。・・・ハイドンセットとは、モーツァルト作曲/弦楽四重奏(バイオリン・ビオラ・チェロの室内楽)のうち、ハイドンに献呈した第14番~19番の6曲を指します。親子ほどの年の差=25歳ほど年下のモーツァルトでしたが、力作を聴いてもらいたく、慕っていたハイドンを招き、自らビオラを演奏したそうです。このうち19番は「不協和音」の愛称で知られます。第1楽章序奏は、チェロの「ド」ビオラ「♭ラ」第2バイオリン「♭ミ」第1バイオリン「ラ」音で順次始まり、当時としては一般に理解して貰えそうにない不協和な響き(♭ラとラは半音の関係)から、調和し解決していく美しいハーモニーを、1番の理解者に披露したかったのでしょう。この曲が出版された時、モーツァルトが書き間違えたか、写譜屋が間違ったのか?と噂されたそうです(それほど型破りだと)。