2013.05.08
先日、高嶋ちさ子さんがストラディバリウスを盗まれなくて良かった~というお話しをさせていただきましたが(5/2トピックス:美人ヴァイオリニスト)、ちまたで「ヴァイオリンはヴィオラのケースに入れると盗まれない」と言われています=勿論これはジョークであり、置き引きに遭う確率はヴァイオリンケースも同じと思われます。・・・ある楽団の首席ヴィオラ奏者として招かれた人が、自分の席が見当たらないので尋ねると「ありますよ、第2ヴァイオリン達の後ろです」なんてヴィオラ・ジョークも耳にしました。 もちろん楽団の中では、楽器の種類による地位・差別のようなものはないでしょうが、どうしてヴィオラだけ軽く受け止められるのでしょうか?・・ヴィオラはヴァイオリンより一回り大きい楽器で、ヴァイオリンより5度低い音が出せ、高音は五度低い音まで出すことが出来るので、音域の巾としてはヴァイオリンと変わりません。しかしながら、オーケストラでは内声(中音部)担当で、譜面を見ると極端に音域が狭いです。木管楽器・金管楽器も内声担当の楽器はたくさんありますが、姿かたちが違うように、それぞれ「音色」が明らかに違い特色を出せるから、どの楽器もメロディーラインを演奏することがあります。また、チェロは音域が1オクターブも(ヴィオラより)低いことから、低音のメロディーはチェロが担当することが多いので、ヴィオラは目立つことが少なく他の楽器に比べ演奏が「簡単」だと思われているようです。それに独奏のヴィオリストは、やっと数える程しかいません(ヴィオラ独奏曲も少ない)。「ヴィオラの第一人者はいない、何故ならそんなに上手ければヴァイオリンに転向しているから」(これもヴィオラ・ジョーク)・・・今日はヴィオラの良さを書こうと思いながら、地味なヴィオラのまんま終わってしまい、申し訳ありません(~_~;)