2013.04.27
(昨日に続く)世界基準がA=440Hzと定められたのは1939年と歴史は浅く、ヨーロッパでは、古くバロック時代は415ともモーツァルト時代は422だったとも伝えられています(現存する音叉から分かるようです)。アメリカでは、国際基準を採用するオーケストラが多いようですが、指揮者/マゼールが困ったように、ヨーロッパではピッチの高いオーケストラが多く、カラヤン時代のベルリン・フィルでは446Hzだったと言われています。何故このようなピッチのインフレを行うかは、弦楽器はピッチが高いほど張りのある音が出るからです。また、440Hzだと音の響きに変な「うねり」がおこると聞いたこともあります。そもそも国際基準が440Hzと決められた根拠は、赤ちゃんの泣き声だそうですよ(ホンマかいな?)、なんでも赤ちゃんは、人種・男女を問わず440Hzで産声をあげるそうな…(眉唾ものですね)。バロック時代の415Hzから考えると、300年の間に25Hzも上がったことは驚異的です。