2013.04.28
初めてレッスンに来た頃は、物静かで言われたことを一つ一つきちんと聞き入れ、丁寧に弾いていた女の子。1年近く経ちだんだん慣れてきて、楽譜を広げるや否や、変奏を始めます:4分音符が並んだところは付点のリズムで「タッカタッカ」やるし、黒鍵も上手く使って遊び弾きを楽しんでいます。特にその半音使いは、aikoさんのような、不安定で面白い運びをする時もあるので、「ひょっとして天才かも知れない」と、しばらく黙って聴いている私です。aikoさんは、自由なコード進行と半音を上手く使った音作りで、独自のaikoサウンドを作りあげてきました(大音在学中は、派手なファッションにランドセルを背負って登校するなど、ずいぶん目立っていた…と、山手音楽科の若い先生がおっしゃっていました)。女の子の場合まだまだ「偶然に出来た音」が多いですが、偶然でも自分が気に入った音の運びを覚えていくと、aikoさんのように、個性的な音楽を生むことに繋がるかも知れません。もっと音符が自在に書けるようになれば、遊び弾きも尊重し、「今日の変奏」のポイントを五線紙に書きとめさせたいな、と思っています。先日はレッスン時間の半分以上も変奏に使ってしまい、教本どおりの正しい曲を弾く時間が少なくなりましたが、「変奏が出来る」という事は、元の曲をよく練習しているから~と、理解してあげようと思います(^o^)