2024.06.13
先月あちこちの小学校の運動会と重なる中、今年の発表会が終了いたしました。当教室は昔から土曜日の夜なので問題ありません♪
そうそう、午前中運動会をやって午後リトルリーグの練習に出てから発表会に来たというツワモノ男子君もいました(笑)
今年は昨年に比べると高校生がガクンと減ってしまったのでこれはさびしい発表会になるかも…と心配したのですが、終わってみれば小さな生徒さんから大人の生徒さんまでバランスよく揃い、盛りだくさんなコンサートとなりました♪
生徒さんたちの足台や椅子、譜面台の調整でバタバタやりすぎて自分の演奏が今一つになってしまったことが反省点でしたが、それ以上に生徒さんたちが本当にがんばってくれて一年間の成長が感じられてうれしいですね。
今回がデビューの5歳、小学4年生、6年生の生徒さんたちも堂々と発表できていましたし、二十歳にして初舞台を経験した青年は初めてとは思えない余裕の笑みで三人連弾をじょうずにリードしていましたし、子育てや仕事もありながら連弾してくれた大人の生徒さんたちには本当に尊敬と感謝しかありません!
人間、もっともっとばんばれるんだな、という想いを教えてくれました。
さて、発表会のあと、すぐにコンクールの控えている生徒さんも何人かおり、最後の仕上げに追われています。結果は神のみぞ知る、ですが、大勢のお客様に自分の演奏を聴いていただき、拍手をいただけることだけでも素晴らしい体験だと思います。
今年「Summer」を自分でアレンジして演奏してくれた高校生男子君も一昨年コンクールの本選で特別賞を受賞しましたが、初めてチャレンジした小学5年生から中学3年生で大きな成果を得るまでの5年間、たくさんの音楽を聴いてせんクラにも足を運んで、コンクールで入賞する人たちと自分はどう違うのかを考え、舞台を踏むごとに成長していきました。その過程こそが大きな財産になるのだと思います。お母さんのそばに隠れるように教室へやって来た幼稚園の頃の彼とはまったく別人のように、堂々と自己アピールのできる、、、むしろ人前に出ることが大好きというくらいの自信をピアノを通じて得たことが本当にうれしいです、とお母様がおっしゃいます。
ピアノが人生を豊かにする、とはまさにこのことなのかもしれません。
そんな彼のあとを追って新たなニュースターが誕生することを期待する毎日ですヾ(@^▽^@)ノ♥