2022.07.19
育脳ピアノレッスンで学んだエル・システマの記事が新聞に載っていました。
南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を目指した音楽教育「エル・システマ」。
家庭の経済状況にかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みが原点で、子どもたちが自ら協調性や、規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を育んでいくことによって、希望や誇りをもてることを目的としています。
この活動は、世界的に活躍する若手指揮者グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、
子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきていることでユネスコ、米州開銀等の外部機関からも評価され今では世界70以上の国、地域で展開されています。
日本では、平成24年に設立され東日本大震災の被災地の福島県や岩手県に楽器を届け現地で子供オーケストラが結成されるなどの活動に繋がっています。
関西では、日本センチュリー交響楽団の本拠地で大阪音大もある豊中市で初めての活動となります。
身近に音楽を感じ子供たちの生きる力を育む素晴らしい活動ですね!
*エル・システマの取り組みによる映画『ストリートオーケストラ』という感動の映画があります。