2022.11.08
私が楽譜というと思い描くのはやはり「ヘンレ版」なんです。いわゆる「原典版」といわれ、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンは必ずといって使う楽譜です。しかし最近では、ピアノの譜面台に、楽譜でなくタブレットを置く方もいらして、しかもautoで譜めくりしてくれます。何でも電子化された時代の産物なんでしょうが、、普及された理由はそれだけではなく、輸入楽譜が高い値段という事もあります。円安で加速されたのもありますが、今私が取り組んでいるハイドンのピアノトリオの楽譜は、ヘンレ版約200ページで12000円で、、、。しかし昔からヘンレ版は高くソナタの楽譜も6000円位していましたが。タブレットなら、無料でダウンロードできたり、重い楽譜を何冊も持ち歩かなくていいし、、でも私は、紙の楽譜が好きです。タブレットは、音符が小さくて見づらいのもありますが、友人とこんな事を話ます。ページをめくる箇所は、シワになったり破れたりするけど、同じ曲でも、めくる箇所が下の人もいれば、真ん中横あたりの人もいて、「そこめくるの?」なんて、楽譜の破けそうになる部分が違うんだね。なんて話をします。タブレットに書き込みも出来ますが、楽譜の書き込みが後で見たとき懐かしく感じたりして、やっぱり紙が好きです。