2025.06.10
さいたま市岩槻のピアノ教室
音楽教室ポコ・ア・ポコです。
発表会のことも発表会後のことも、同時進行で対応しなければならなくて、
本当に慌ただしい毎日です💦
発表会後は、ビジョントレーニングに力を入れようと考えています。
理由はいくつかありますが、
・人間の受け取る情報のうち8割が視覚情報だから
・最近、譜読みや音読が苦手な生徒さんが増えているように感じるから
とくに後者は、危機感すら感じています💦
あくまでも個人的な仮説ですが、スマホやタブレットに生まれたころから接しているという環境の変化が関わっているのではないかと。
ピアノを演奏するとき、眼球は、楽譜と鍵盤とを行ったり来たりします。
楽譜についても、常に同じところを見ることはなく、弾きながら、どんどん先を、左から右に見ていかなければなりません。
眼球運動が苦手だと、これがスムーズにできません。
ちょっと前までは、譜読みが苦手 = 楽譜を読む量が少ない だから、新しい曲を次から次へと練習すれば、経験値で解決できる と考えていたのですが、
どうやらそうではないんじゃない?
楽譜が読むことが苦手なのは、眼球運動や視覚情報の脳内処理が苦手ということなのでは?
これって学校のお勉強でも何かしらの影響が出ているのではないかしら(-_-;)
ピアノのレッスンって講師の感覚に寄ることが多く、それが普通とされている気がしなくもないですけど、たぶん、この問題は感覚とか経験値とかで解決しようとすると、生徒さん本人が苦しむことになりそうです。
難しいことを書きましたが、その取り組みの第一弾として、
ピアニストミラーを使うことにしました。
ピアニストミラーって何?という方はこちら
視覚情報が増えるのでちょっと戸惑うお子さんもいらっしゃいますが、
「手を見て~」というと、みんな、鏡を見てくれます(^^♪
楽しさもプラスされるので、なかなか良さそうです。