2024.08.15
8月13日にオーストラリアのピアニストであるコンスタンチン・シャムライのピアノリサイタルを聴きに行きました。
シャムライ先生は「Ciao Musica」というマスタークラスでZoom越しにレッスン風景を拝見している先生でした。
この「Ciao Musica」マスタークラスは世界各地で活躍のピアニストに数名の参加者がマスタークラス形式で先生方のレッスンをZoomを用いて受けます。
初級、中級、上級レベルで担当の先生は違いますが、レッスン後に全レベルの参加者の成果発表コンサートがZoomであります。
生徒が中級担当の黒田亜樹先生にレッスンを受けていて、そのおかげで上級担当のシャムライ先生をZoom上でお目にかかっていました。
そのシャムライ先生が来日してコンサートをするというのです!
楽しみに伺いました。
会場のルーテル市ヶ谷センターは私にとって懐かしい場所です。
ドイツから帰国後リサイタルをしたこともあり、また生徒の発表会もしたこともあります。厳粛な雰囲気の中に優しさ、温かさがあり、とても心地いいホールです。
シャムライ先生の演奏は1音目から美しい音、なめらかさに引き込まれました。かと思うと激しさと勢いのある大きな音楽と色彩豊かな音色に驚かされました。ppの弱音からffのダイナミックレンジが大きく、それが瞬時に変わり、まるでオーケストラを聴いているかのようでした。
大変感銘を受けました。
コンサートの後にはマスタークラスで学んでいる小学生から大学生までの9名が演奏を披露しました。いつもZoomで聴いていた人たちの演奏がリアルで聴けたのは大変良かったです。生徒も皆さんからいい刺激を受けていました。
猛暑で夏バテ気味でしたが、良い1日を過ごすことができ、元気が出ました。