2024.11.29
ここのところ、教室へのアクセス数が上がっておりました。
秋になり、新しく習い事を始める季節でもありますね。
先日、友人にも話したのですが、発表会では必ず1オクターブ間違えて弾いてしまう子供がいたりもします。
我が娘も小学生の時にダカンの「かっこう」を1オクターブ間違えてそのまま最後まで弾いてしまった事がありました。
とにかくキンキンの高い音で終始終わってしまったので、せっかく何ヶ月も練習したのにととてもガッカリして、その時の事はよく覚えています。
その時に思ったのは、やはり先生やお手伝いの方がピアノ椅子の位置をきちんと設定してほしかったという事もありました。
もちろん子供自身がきちんと弾く場所を把握する事が1番大切なのですが、始める時に左手がヘ音記号で右手がト音記号の場合と右も左もト音記号の場合とでは、全く弾く場所が違ってきてしまうので、少し椅子をずらしてあげる事も先生やお手伝いの方の役目となります。
そしてお母さまに話すのは、椅子をずらした場合には家での練習の時にもその位置で練習してくださいと話しています。
そうする事で普段の練習の時と本番の時に違いが出ないので、子供も迷わずきちんとした場所で弾き始める事ができます。
人の振り見て我が振り直せ、という諺がありますが、私も人の発表会を見ながら色々と学んだ出来事でした。