2019.07.14
本日は、同業の先生と池袋芸術劇場での仲道郁代ピアノフェスティバルに行ってきました。
出演者は、仲道郁代、藤田真央、横山幸雄、松田華音、實川風、菊池洋子
とても豪華なメンバーで、1部は2台ピアノ、そして2部は5台ピアノの共演でした。
それぞれリレー式で曲の紹介をしていくのですが、真央くんがマイクを持ったまま袖に帰ってしまったり、横山さんも次の曲は、熊蜂がどうしたんでしたっけ?いつも熊蜂、熊蜂と言っているので、とお客さんの笑いを取っていました。
コルサコフの「熊蜂の飛行」です。
超絶技巧ですが、あっという間に終わってしまう有名な曲です。
2台ピアノでの、實川風さんと菊池洋子さんのドビュッシーの「月の光」そしてサンサーンスの「白鳥」がとても美しい音色で素敵な演奏でした。
また5台ピアノのホルストの「ジュピター」がとても良かったです。
ジュピターは、中学生の時に冨田勲さんのを購入し、よく聴いていましたね。
とても懐かしい曲です。
それにしても、5台ピアノになると譜めくりも5人入りますので、計10人になります。
譜めくりの人が一斉に立ち上がるので結構圧倒されるというのか、ちょっと不思議な光景でした。
息の合った5人の演奏、5人でピアノを弾くと普通ですと重たくなったりするのでしょうが、全くそれを感じさせないピアニストならではの抜け感のある素晴らしい演奏でした。
アンコールは、マイスターシンガーを演奏されました。
藤田真央くんは、話すととてものんびりした感じですが、今年チャイコフスキー国際コンクールで賞を取ったので、これから大変な人気になっていきますね(^^)