2022.08.06
夏は子供達が成長する季節です。
日照時間が長いですから、植物やあらゆるものが成長します。
1ヶ月、2週間前とは違う、そんな成長を感じています。
成長とは大人の思う方に伸びるだけでなく、本人のそれぞれの方向に進むこともあるので、手を離して自由にやらせて上げた方がいいのでしょう。
ピアノは思春期以降に、小学生の頃とは違うステージに上がるようです。
そのまま順調に進んだり、更に高みを目指す方もいます。
ピアノの練習はあまりしないタイプだった方が、中学生以降に目覚めることもあります。
小学生の頃は毎日たくさん練習していても、思春期以降はピアノじゃないことに興味が向かって、卒業する方もいます。
本人の人生。全て本人の自由なのでしょう。
昨日のレッスンで、これからピアノが伸びていくんだろうなと思う音に出会いました。
天真爛漫で明るく活発ですから、外遊びが大好きで、真面目に練習するタイプとは違います。
音楽の呼吸、拍感、フレージングなど、音楽の仕組みを瞬時に理解する感性を持っています。
楽器の鳴らし方が分かり、レッスンでの反応が良く、音がどんどん変わっていくのです。
普段練習しないから、よりレッスンの吸収力が良いのかもしれません。
家が音楽一家で、音楽で生計を立てている遺伝的な要素も大きいと思います。
門前の小僧習わぬ経を読む
ピアノはちゃんと習っていますが、これから教えようとすることをもう知ってる、という感じです。
ピアノはどこまで頑張りたいのか分からないですが、長く続けてくれると嬉しいです。
あまり生徒さんの先のことは考えないことにしました。
時代は変わっていますから、何が良いか昔の大人の経験が正解とは限らない。
人は収まるところにちゃんと収まるので、あまり考えずに皆さんが自由に羽ばたいていくのを応援します😊。