2022.06.23
暑くなってきました。
ついこの前までは、肌寒いと思っていたのに。
時間はすぐにたってしまいますね。
生徒の皆さま、ピアノを長く続けてくれます✨。
商品でも、定番のロングセラーがありますよね。飽きのこないシンプルなもの。
一時に大ブームを起こしても、数年後には見かけなくなっている。そういうものもあります。
一時の頑張りよりは、ずっと同じペースで変わらない方が長く続くんですよね。
ピアノも17〜18才くらいから、大人の音が出てきますし、その当たりにレッスンを継続していると、弾く曲も表現もまた新たな領域に行けます。
長く続けてもらうには、やはり弾けること、上手くなっていることが前提ですね。
上手く綺麗に弾けるから楽しい、やる気になるのは事実ですから。
レッスンは幼児の頃から、一貫してシンプルです。
教材はオーソドックスなもので、きちんと1冊ずつコンプリートして進む。
道具や教具も少なめです。タブレットや電子機器も使いません。
あれこれ品を変えて広げても、結局やりきれない。
ソルフェージュ、指の基礎練習、教則本、バッハ、曲、といったベートーベンの時代から変わらぬスタイルです。
結局、これが最も持続可能なレッスンみたいです。
今の時代は新しい教本や教材が次々と出ています。楽しくて凄く良さそうですけど、一貫して続けるには、私の中で生徒さん方の上達への実績が少ないです。
やはり上達して長く続くためには、オーソドックスな教材をきちんとしていく方法に軍配が上がります。
舞台を目標に頑張るのはいいことですが、それも一時のブームです。
ハノン、チュルニー、バッハを継続しながら、そこにプラスして舞台の曲をします。
基礎教本が進んでいると、曲もすぐに弾けるので、基礎を休まず楽々出られますから。
そういう状態で続けていれば、中学以降も舞台活動を長く続けられます。
チェルニーなど練習曲をコツコツ続ける習慣があれば、テストや受験があってもピアノを休まずにすみます。
一時の大成功はなくてよいので、波がない状態を維持していきましょう。
持続可能なレッスンを心掛けています😊。