2022.05.16
今日はオーバーホールに出していたピアノが帰ってきます。
レッスンの時間変更にご協力頂きありがとうございます。
昨日レッスンに来た4才1ヶ月さんが、1週間でひらがなをスラスラ読めるようになっていました。
つい2週間前は自分と家族のお名前だけが知っている文字でしたので、その吸収力に驚きました。
親御さんが私の教育方針に賛同してく下さっていますので、娘を育てた方法をお伝えしていきます。
皆さんにもよく言っていますが、集中力、話を聞く力、理解力、根気、この4つを育てれば、何でも後から伸びてくるでしょう。
幼児から10才くらいまでに、何か一つをとことんやることです。
サッカー、野球、バレエ、スイミング、ピアノ、何でも同じだと思います。
とことんやれるのは、一つですから何かに絞って毎日やった方がいいです。
現在の生徒さんのお兄さんで、この春小学生にしてサッカーでスペインに研修に行きました。
サッカーを毎日やっていたので、ピアノは小3で卒業しました。
一つを極めた経験は、今後サッカー以外にも役に立つでしょう。
娘は運動が凄く苦手でした。
幼稚園の頃、バレエをさせましたがあまりにも出来なくて、本人も幼いながらそこに気づき、早々に辞めました。
その時に、自分はピアノ頑張ろうと思ったそうです。
運動が苦手で小学校の体育は苦労してました。
一人だけ逆上がりや跳び箱が出来ないタイプです。
なので、勉強頑張ろうと思ったらしいです。
あまりの運動の出来なさに、体操教室に入れようかと思ったこともありましたが、そうしたらピアノの練習時間が減ります。
週1日でも他の習い事が入ると、その日は練習出来ないので、取り戻すのに2日かかり、ピアノのペースは落ちていたでしょう。
体操教室に行っていたら、今のような曲は弾いていなかったです。
ピアノが弾けたので、運動は出来なくていいと割り切って良かったです。
お子さんの運動神経の成長期は5才〜8才です。
ピアノに限らず、バレエ、サッカー、スイミング、体操、全て5才〜8才が勝負です。
何を特技としていくか、一つに絞った方が後に大成します。
特技とするなら毎日やる必要があるので、ピアノとサッカー、どっちもは難しいですね。
サッカーを選んだなら、ピアノは練習の期待をせず、音楽を楽しむ癒しのレッスンに移行します。
辞める必要はないので、何か少し弾ければいいくらいで気軽に続けてもたえたらと思います。
ピアノメインで頑張って、サッカーを気軽にやっている生徒さんもいます。
ピアノのコンクールにも出ていますが、週1のサッカーは、ピアノの練習が密になるとお休みしてピアノに集中します。
あれこれ複数のお稽古を同時に頑張らせると、疲れを引きずったまま、無気力になって、集中力のないまま物事に取り組む脳の回路が出来てしまいます。
集中できないと、話が聞けない、理解出来ない、本来は力のあるお子さんが出来ることも出来なくなって、負のスパイラルに落ち込みます。
5才〜8才の黄金期にこういう状況でいるのはもったいないから、思い切って何かを選択して絞ることをオススメしています。
何でも平均的に普通に出来ることが目標なら、広く浅くいろいろやらせてあげるといいかもしれません。
特技はないけど、苦手がないのも素敵なことなので。
ピアノに特化して頑張りたい方は、とことんやりましょう。
集中力、話を聞く力、理解力、根気、この4つをピアノを通して育てていきます。
ちなみに勉強は、、12才までやらなくていいと考えてます。
ピアノで地頭を育てておけば、中学以降どこまでも伸びるので😊。