2025.06.10
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
先月の発表会では弦楽器とのアンサンブルも
取り入れ弦の響きを味わっていただきましたが
6/1は私共、磐田芸術協会主催
未来の巨匠シリーズVol.3
ルミエ サクソフォン カルテット コンサートを
かたりあにて開催いたしました。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックスによる四重奏、
まろやかな木管のハーモニーがこの上なく美しく
会場中を魅了していました。
弦楽四重奏はよく耳にしますが、
木管四重奏は新鮮だったのではないでしょうか。
「色んな国の山の音楽家」の楽器紹介も
それぞれの楽器の音色を味わうことができ
勉強になりましたね。
プログラムは、サックスのオリジナル作品から
G線上のアリア、ボレロ、クープランの墓
そしてピアノ学習者にも馴染みの深い
ブルグミュラーの楽曲と、
オーケストラ、ピアノ曲のアレンジ物まで
幅広くお楽しみいただきました。
アラベスクのジャズアレンジも好評でした。
生徒さんやお母様からも
メチャクチャ良かった!
サックスの豊かなハーモニーに癒された。
帰宅してからルミエさんのYouTubeにハマり
家事をしながら聴いています。
想像していた以上に素晴らしかった。と
沢山の感動のメッセージをいただきました。
コンサート前日にはルミエさんによるセミナー、
そしてコンサート翌日は学校訪問コンサートと
濃密な3日間でしたが、
サックスの音色、ハーモニーの美しさを
堪能していただけたことと思います。
セミナーでは顔の角度、唇の当て方、
フレーズの入りと最後の音の減衰に至るまで
丁寧な指導を、中学生から社会人の方まで
熱心に受講されていました。
基本はピアノと同じだなと痛感しながら拝聴していました。
ぎゅっと体に力を入れたら音は響かないんですよね。
音量減衰の仕方については、最後まで
自分で息をコントロールしなくてはいけないので
至難の業です。
その点、ピアノは楽ですが、その分
減衰していく音を最後まで聴き届けるのが
どうしても疎かになってしまいがちですね。
そしていつも思うことですが、
実際に会場で広がる響きを
体全体で受け止めることが肝心。
想像しているだけでは何の発見もありません。
芸術のみならず、スポーツや建築物にしても
現場に出向き、本物を見て、体と心で感じ取ることが
今後の人生の糧となっていくことと思います。
是非皆さん、色んな所に足を運んでみてくださいね。