2017.03.05
この時期の歌で、大好きな「おぼろ月夜」
子供の時、母に教わりました。確か、母の実家の帰り道。畑の先にほわ〜んとした月を見つけ、いつもの月とちがう、と話したら春の月はこうで、それで歌もある、と。
菜の花畑に 入日薄れ
見渡す山の端 霞ふかし
難しい言い回しで、今こう漢字に置き換えると意味も分かりますが、当時は分からずただ覚えて真似て歌いました。でもメロディーも綺麗で、なんとか覚えずっと歌いました。大きくなり、教科書にあったときに感動し、漢字の歌詞を見て納得したこともありました。呪文のように歌っていた言葉に、意味を納得したのでした。
さて、先週Hちゃんがこのおぼろ月夜を弾いていて、楽譜のなかに歌詞を入れてありました。知らない曲だったから、調べてくれたようです。その効果があり、雰囲気よく弾いてありました。Hちゃんは、轟千尋さんのアレンジの方です。次回仕上げです。そのときには、私も別なアレンジのを弾くね、聴き合いをしようと約束しました。私は、小原孝さんのアレンジです。大好きなアレンジです。練習しています。
季節感のある曲、レッスンで大事に弾きたいですね。