2024.06.22
いつもピアノネットをご覧いただきありがとうございます。
今日友達と、フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリー映画を見てきました。耳が聞こえなくなっても、生涯ピアニストでいた事に敬意を表します。
沢山のネコやワンちゃんと暮らしていたことは有名ですが、今回映画を見て初めて知ったことも沢山ありました。
名曲の演奏が沢山映し出されましたが、フジコさんが目をつむりスラスラと「ラ・カンパネラ」を弾いているのを見ると、カンパネラが簡単な曲に見えてしまいます!
以前テレビのインタビューで、”1つくらいぶっ壊れたピアノがあったっていいじゃない!”と言っていたのが印象的でした。
色々なご苦労があって、自分のスタイルを築き上げ、80歳になってもピアノを演奏し続け、燃え尽きたフジコさん。私もそのテクニックとメンタルをあやかりたいです。
忘れられない演奏を有難うございました。どうぞ安らかにお休みください。