2025.04.15
私は6才から電子オルガンを始めて51才になった今でも音楽に関わっていますが、決して順調に続けてきた訳ではありません。
幼い頃や学生の頃はレッスンに行くのが嫌で嫌でたまりませんでした。
レッスンに行く振りをして近所の公園で時間を潰したり、母親には内緒でレッスンを休むと電話したり、教材をわざと忘れて行ったり、先生にレッスンを辞めると宣言したことも数回あります。
レッスン日の朝の憂鬱な気持ちは大人になった今でも覚えています。
だから、生徒さんには少しでも前向きな気持ちでレッスンに来て欲しいと思っています。
練習不足でも教室に遊びに来たよと思えるくらい気楽に来て欲しいのです。
生徒さんは、保育園や幼稚園、学校や職場でたくさん頑張ってからレッスンに来てくれます。
そこで、怒られたり嫌な気持ちになるのではレッスンが嫌になってしまいます。
練習不足の生徒さんには一緒に練習したり、上手に弾けている生徒さんには心から称賛して、学校のことやゲームのことや色んな話をして、明るくて穏やかな時間になることを心がけています。
貫禄のある立派な先生よりお母さんのような友達のような身近な存在の先生を目指していきたいと思っています。