2017.08.23
処暑とはいえ、当分は厳しい暑さが続きそうな気配です。年に一度の発表会も無事に(?)終わりました。今年は初めての会場で、慣れない部分もありましたが、生徒の皆さんはよく頑張って演奏していました。ひしひしと伝わる緊張や戸惑い。出来ばえに納得のいかない生徒さんもいましたが、それも一つの経験。より良い演奏を目ざすとき、多様な環境で場数を踏んでゆくのも必要だなと改めて感じました。余韻に浸る間もなく、一部の生徒さん達はすでに校内の合唱コンクールや学校行事で演奏する曲の練習に入りました。以前は、日頃のレッスンの進み具合に対する影響を気にしたこともありました。しかし発表会の後は、譜読みが早くなり、集中力も高まり、曲が早く仕上がるという相乗効果も。何よりも、生徒さん達が「学校で今度これ弾きます!」と楽譜を持ってくる、その意欲と成長ぶりに、発表会をやる意義の一端を実感します。