2016.03.02
リスト作曲「愛の夢 第3番」、美しいメロディーが大好きで 子供のころから憧れていて・・・ 母が買ってくれたピアノ名曲集のLPレコードで いつも聴いていました。お小遣いで「愛の夢」と表紙にタイトルされたピアノ・ピースを買って(なんと、当時50円!) 弾けもしないのに ポロンポロンと音を拾っては「ムフフ♥」と自分なりに楽しんでいました。CDの時代になり(歳がバレるぞ‼) ピアノ名曲集のCDを、持っていたLPレコードと同じピアニスト ワルター・ハウツィッヒさんの演奏で 買い求めました。 音大生になってから 曲の最後まできちんと弾き、あらためてその心に歌いかけるステキなメロディーに魅了されました。と同時に「愛の夢」というのは3曲あって リストの「ノクターン」であると知りました。「ノクターン」、やはり美しくうっとりと…などと心に想い描き、第1・2番はどんな曲なんだろう? と 頭と心にひっかかりはしたのですが、大学の図書館で その曲のレコードを探せず、(歌曲で探せばあったかも…)「ま、いっか! 憧れの第3番が弾けたんだし、しょっ中行ってるコンサートのどっかで出逢えるでしょう。」と・・・。しかし!! その後、コンサートでもCDでも逢うことはできず、「どんな曲なんだろう?」の???はそのまま、現在に至ってしまいました。
今年、やっと?の曲にめぐり逢えます!第3番は(愛しうる限り愛せ)のタイトル、歌曲がもとになっているだけあって 美しさもタイトルもいかにも「歌曲」と言う感じですね。第1番は(高貴な愛)変イ長調、第2番は(私は死んだ)ホ長調、うん、やっぱり歌曲っぽいタイトルですね。きっと一番有名で 一人歩きしている第3番・変イ長調 と同じように、美しい曲なのでしょうね♥ もう あえてCDを探すことはしません。初めて聴く曲、しかもずっと心に?とひっかかっていた曲を 大好きな音色で聴けるんですもの❤ ??と思いながら もう♪♪年、何が何でも探し、追求することをしなかったのは 音楽を勉強する者としては 横着ですが、きっと・・・ この出逢いがいつかやってくることを ピアノの神様は御存知でいらしたのかもしれません。そう、初めての曲を 外山さんの演奏で聴ける☆ こんなに嬉しいことはありません! 第3番をあんなにもロマンティックに弾いて下さるんですもの、第1・2番もそのタイトルどおり、甘く、美しく、そして熱く演奏して下さると思います。フフフッ、今からとっても楽しみデス❤
大学の合唱研究の授業で「愛の夢第3番」を日本語歌詞で歌いました。その歌詞がですねぇ、ロマンティックすぎて赤面しながら歌っていました。今でも ピアニスト殿の音色でこの曲を聴くと 美し過ぎて頬が赤くなり 胸が熱くなります。3曲全部聴いたら 私、どんな顔になっちゃうのかしら・・・? リサイタル会場でこの曲を聴いて 赤くなってモジモジしているオバサンがいたら それは私です。(笑)