2020.07.06
燕尾服ではなく 白いYシャツにネクタイとスラックスという爽やかな軽装で演奏してくださったベートーヴェン♫ コロナ対策の為、前後の大窓を開けて網戸に…風通しの良いサロン 澄んだ空気を震わせて響いてゆく大好きな音色♪ ホテルのまわりの緑の樹々に集う小鳥たちが その音色に呼応するかのように 演奏が始まると・・・ ♪ピピピ、チチチと歌い始めます。ココでしか聴けない心地よいハーモニー🎶 ピアニスト殿の演奏は9年前のオール・ベートーヴェンの時とは まるで別人のよう…その力強い和音は散らばることなく一塊に、真っすぐに上へと立ち上がり、気品ある音の余波がフワっと香り「あぁ、私はこの音色にノックダウンさせられたんだわ・・・(´-`).。oO」と心がウズウズ…(⋈◍>◡<◍)。✧♡ パワフルな中にも 繊細に施された音色の細工が目に見えてくるような光がキラキラ✨ 煌きあふれる素敵な演奏に 思わずウルウルしてしまいました💦 冬の清里以来の今回の生演奏 今年の演目であるベートーヴェンでのツアーの始まりです❣ でもいつもとはちょっと勝手が違いました。コロナのせいでサイン会も無し、休憩中にいつもいただくお茶はペットボトルの水、そしていつもの美味しいパウンドケーキが始まる前に配られました。前夜のディナータイムも いつものお席に外山さんのお姿はなく、ご自分のお部屋でお食事をとられました。マネージャーさまとカワイの調律師H氏のお二人だけのテーブル…みんなそれぞれにおしゃべりと美味しいディナーを楽しんではいましたが そう、別にこのダイニングルームで外山さんが何をなさるわけでもないのですが そのお姿が見えないだけで火が消えたように感じたのは私だけでしょうか。あらためであの圧倒的な存在感と溢れるオーラのすごさを思い知らされました😱 音楽堂でいつものお食事後の練習もなさらずにずっとお部屋にこもっていらして 我々の前にはリサイタル当日のお姿しか現わされませんでした。いつも密かに楽しみにしている私服姿は見られずザンネン💦 今年の冬と去年の夏は行きの小淵沢駅でバッタリお会いして「こんにちは!」と気さくに我々にお声をかけてくださり そのステージとは違うやわらかなオーラの私服姿にホッコリ・・・ディナータイムも皆の注目あびてますよ❣👀 次の冬も予約してきました。27日はホテルに向かう前にいつも同行してくれる親友の車で『清里テラス』へ。4人でリフトに乗ってお山の上へ、ヒンヤリした風と緑とウグイスのホーホケキョ、春セミの鳴き声も…自然に囲まれ、すっごく気持ちよかったです。カフェで【スカイパフェ】をみんなでシェア❣正面の山並みを眺めながら ランチのパン・飲み物と共においしくいただきました。7月3日の立川では 小ホールを大ホールに変更、座席も一人置き マスク着用 入口で検温やアルコール消毒 何と演奏が1曲終わるたびに扉を開けて5分の換気タイム もちろんサイン会は無し、プレゼントもご遠慮下さいとのことでした。コロナ対策を徹底した強行コンサート♫ でもご自分のテンションを崩すことなく 大ホールならではのダイナミックな演奏をしてくださいました。サロンの良さとはまた違う魅力 大ホールいっぱいに広がったその清涼感溢れる音色がコロナも吹き飛ばしてくれるように感じました。清里のアンコールはショパン『幻想即興曲』→本日のソナタとの興味深い共通点をお話しくださいました 立川でのアンコールはしっとりと リスト『コンソレーション』でした。中止や延期が相次ぎ 来年にこのベートーヴェンでツアーだそうです。さらに熟成された演奏が楽しみですね🙋 今回、一つ笑っちゃったのは…清里で27日の夜中から雨が凄い降りで 雨音で目が覚めたくらい、28日も降り…ところがリサイタル始まるちょっと前に止んでお陽さまキラキラ🌞 リサイタル終わったとたんにまた雨が…ピアニスト殿の晴れオトコパワーは本物です((´∀`*))ヶラヶラ♪