東京フィルハーモニー交響楽団演奏会 磐田公演へ行って
2017.02.19
2月19日(日) 磐田市民文化会館で行われた東京フィルハーモニー交響楽団の演奏会に行きました。
指揮者が30歳の若さで国際的に評価の高いアンドレア・バッティストーニで、ソリストがチャイコフスキー、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールに入賞した日本を代表するピアニストの小山実稚恵と、地方ではなかなか聴けない超一流の顔合わせということで楽しみにしていました。
1曲目、ロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲に始まり、2曲目、小山実稚恵のピアノでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、CDでは味わえない迫力感に圧倒されました。
3曲目のドボルザークの交響曲第9番「新世界より」では、体全体から音楽があふれ出るかのようなバッティストーニ指揮に会場からは割れんばかりの拍手が鳴りやまずアンコールのドヴォルザークのスラブ舞曲、短い曲を1曲で演奏会が終わりました。
演奏の途中ではコンサートマスターのヴァイオリンの弦が切れるハプニングがあり、後ろの奏者とヴァイオリンを交換し、またその奏者がその後ろの奏者と交換するという具合に弦の切れたヴァイオリンを一番後ろの奏者がスペアの楽器と交換しに行くという場面も見られました。演奏中でもとてもスムーズな対応だったです。このようなことは聞いたことはありましたが生演奏ならではの初めて目にした出来事でした。