2024.09.19
朝晩、空気が少しひんやりしてきたり、日中の空の色、雲の形に秋を感じられるようになりました。
秋休みを前に、生徒さんたちはそれぞれ何かと忙しそうです。中高生は定期テスト、小学生も学期末なのでテストや行事があるようです。加えて連休もありますね。
コロナ禍の折、ご縁あって多くの生徒さんにご入会いただきました。レッスンを継続して下さっている生徒さんたちの中、習って3〜4年目の生徒さんが多数です。
レッスンを始めたばかりの頃は、どんどん弾ける、テキストが進むようになるのが嬉しい、ピアノを奏でるのが楽しい気持ちでいっぱい✨
だけどレベルアップしていく中で、練習してもあまりうまくいかなかったり、なかなか演奏がまとまらず苦戦したり。曲も長くなってきて難しそう…。そんな風に足踏み状態になるのも3〜4年目あたりです。
これまでレッスンしていく中でたくさんの生徒さんたちを見てきました。はじめは"ピアノ始めたんだ〜!嬉しいな。ワクワクするよ"と意気込みもたっぷり、エネルギーに溢れています。ですが、だんだん進んでいくと"なんだか難しい。練習しているけどうまくできない…"と後ろ向きな気持ちが顔を出すことも。いつも応援してくださっているお家の方にとってはモチベーションが下がったのではないかしら、ピアノがつまらなくなったのかしら…と心配に思う場面だと思います。
この様子は誰にも訪れる"足踏み期間"。特に発表会などの大きなイベントのあとや、テキストが変わってレベルアップした時には訪れやすいのです。ゆっくりでもいいので続けていく中でそこを乗り越えていくと、また力がついて進めるようになります。もちろん私も様子を見ながら全力でサポートします。
長く続けている高学年や中高生の生徒さんたちはそこを乗り越えて"自分とピアノの関係"に向き合ってくれているようです。この話題は長くなるのでまた続きを綴りたいと思います。