♪kawai 森山智宏公開講座を受講しました・・♪
2017.09.09
2017年9月7日(木)
今回の公開講座はこどものためのピアノ曲集<パレードが行くよ>の作曲家・森山智宏先生です。
講座は先生の生い立ちから始まり次から次へと、いつの間にか「音楽のあたりまえのことには不思議がいっぱい」の内容へと森山ワールドに引き込まれて行きました。
お話の中から幾つか印象深かった事を挙げてみます。
♪ピュイグ・ロジェピアノ教本から日本の音楽教育に対する鋭い指摘の文面。
♪西洋音楽を日本人はどの様に受け入れて考えていかなくてはならないか。
西洋の音楽の歴史は上書き保存・日本の音楽の歴史はファイル保存。その違いのお話は深い。
♪言葉の違い♪宗教の違い・・・歴史の流れの違いをも含めて真の音楽を求めていかなければならない。西洋の真似で満足しているのではないか・・・。音楽は全て左→右へ進んでいるがそれは受胎告知から始まり三位一体という深い意味があったり色々と考えさせられ興味深かった。
今回は16番の<ため息は歌う>を演奏させて頂きました。(マンハイムのため息を用いている)
この曲集はあらゆる音楽の基本的な歴史から発し・・・有名作曲家の上書きした部分をもつ楽しい作品であり深い意味が含まれていた。
<音楽のあたりまえのことには不思議がいっぱい>、これを機に自分でも研究し不思議の世界を彷徨って見たいと思いました。