2018.01.23
サウンドツリーのテキストの中に、「はじめてのひとり旅」という曲があります。
始めは長調で元気よく、途中から短調に、そして、また始めに戻って、長調でフォルテになります。
短調の終わりが、メロディが上がっていくのに、デクレッシェンドの指示なんです。
年長さんのMちゃんが、弾いていたんですが、そこがなんかしっくりこないようで、着いたー!って感じに大きくしていきたいなぁ…と。
そんなことを話し合えるようになったことが、本当に嬉しいです。
そこで、長調は楽器を持って、お部屋を元気に歩き回る、短調は電車に乗ってるという設定で、座って、楽器を鳴らす。不安そうに…そしてゆっくりと止まりながら、静かにしていって、
長調になったら、また元気に歩き出す。
という活動をしてみました。
ひとり旅の心の動きが表現ができました。
次にピアノを交代して、Mちゃんのピアノ演奏で、私が楽器を鳴らす、というのもやってみました。
音にイメージをつけると、音楽が生き生きとしてきます。
小さい子どもたちは、くどくどと説明するより、やってみるのが一番、そしてこんな即席な活動を楽しんでやってくれるんですよね。
自らの積極的な表現ができ、とても素敵な演奏になりました。