2024.07.16
先日、半年ぶりに故郷の宮城へ帰省しました。
行きの飛行機で感じた、初めて実感できたショパンの「故郷への想い」を、長くなりますがここにしたためさせていただきます🎹
飛行機は窓側の席で天気もとても良く、日本列島がすっかり綺麗にまる見えでした。
悠々たる山脈を追いかけるように見ていたら、突然開けた田んぼだらけの広々とした平野地と太平洋が現れて、ハッとしました。
すぐに東北地方だとわかるほど見慣れていた(見飽きていた)光景に、強烈な懐かしさを感じ自然と涙ぐんでしまいました。
その時聴いていた曲がショパンの舟歌だったことも涙に拍車をかけたのかもしれません。
舟歌はショパンが晩年に作曲した曲で、今までの人生を故郷への想いと共に振り返るような曲です。
ショパンは、フランスのパリで活躍した作曲家ですが、故郷ポーランドへの想いが熱く、曲の随所にそのポーランドへの溢れる想いが現れています。
ですが、故郷ポーランドでは、革命が起こり不安定な情勢だったため、体が弱いショパンはついに息を引き取る最後の時まで、ポーランドの土をもう一度踏みしめることは叶いませんでした。
自分が死んだら心臓だけでも故郷へ埋葬して欲しいと願ったショパンの想いを叶えるため、ショパンのお姉さんは必死の思いでショパンの心臓をポーランドへ持ち帰り、教会へ埋葬します。(すごい…)
私は、故郷の宮城県をこの年で京都へ引っ越すまで離れたことがなく、ショパンの故郷への想いは想像することしか出来ませんでしたが、飛行機から東北の風景を見て涙ぐんだその時に、やっと初めてほんの少しだけ、畏れ多くも「故郷への想い」を共感出来た気がしました。
音楽は、時代や国を超えて作曲家の想いを受け取り共感することが出来る、とてもロマンがあるものです。
作曲家の想いへ、自分の想いを重ねて聴いたり表現することが出来ると、人生がより豊かに色鮮やかなものになりますね。
数日後、京都へ帰ってきて関西のイントネーションを聞いて安心感を覚えましたので、故郷は宮城ですが、人生の拠点はすでには京都になっているようです🤭笑
ショパンと違っていつでも帰れる故郷と環境が備わっていることの幸せを噛み締めながら、京都の地での人生を音楽と共に歩んでいこうと思えた、そんな久しぶりの帰省でした🌸
写真は、昔ポーランドへ行った際のワジェンキ公園のショパン像の写真です📷