2024.09.29
4月から始まっている3歳コースの子どもたち。始まった頃はオルガンを弾いてみたいワクワク感もありながら、どんなことをするのか、何をさせられるのか、、というような緊張もあり、自分を出してみたり、引っ込めてみたり、な雰囲気でレッスンは進んでいたのですが…。最近すっかり慣れて来て、パワーアップしてます。3人のクラスですが、10人くらいいる?!と思うぐらい(笑)
意気投合して、突然ジャンプが始まったりするので、その動きにピアノ伴奏を付けてみたりしてます。
すると、ピアノが止まったら止まるという暗黙のルールがあるはずなんですが、逆に、ジャンプをやめて、先生のピアノが止まるかな?と振り返って確認したりするんです。
おぉ〜主導権を握ってるなぁ〜って思います。そのうち、今度は、自分たちがオルガンを弾きたくなって、ジャンプのように跳ねるような音を鳴らし始めるので、私がその音に合わせてジャンプをします。
そんな昨日のレッスンの光景、、まだまだありまして、、
次は、虹の滑り台を滑ってみたい!!って、フープをカバンにして、お出かけです。3人並んで私の後ろをついてきて、お尻をフリフリって音楽に合わせて、とても可愛い3人です。マットの滑り台でフープを上手に転がしたら、今度は鉄琴を斜めにして、トトロの指人形を転がしたり、バチを使ってグリッサンドで滑ったり、虹がしっかりかかるまで、音楽を聴いてちゃんと待って、タイミングよく滑っています。
飽きてしまったり、そもそも興味が湧かなくて、寝転がったり、ふざけてみたり、マットで家を作って、出てこなくなったり…なんて事もよくある光景です。そんな時は色々と手を変え、アプローチをしてみますが、無理にさせたりはしません。本人がやってみようかな?と思うのが何より大事です。
3歳さんは、2歳で芽生えた自我が、更に発達し、自己主張や自己表現が増えていく大事な時期です。この一年間で、私の中で目標としているのは、先生から提案されるメニューを、やらされるのではなく、自分からやってみる、みんなとバランスをとりながら楽しく活動できること、です。
少しずつ、子どもたちが、そのような方向に成長している事が、とても嬉しくて、私自身、50分のレッスンがとても楽しいのですが、なにせ、年齢的に、体力的にレッスン終盤、息が切れてしまって、最後のご挨拶が終わると魂が抜けそうなぐらいに、なっておりまして、お母さんたちに、あー先生!!子どもたちにエネルギー吸われてるって心配されてしまいました。
いえいえ!!私がエネルギーを吸ってますから!!って、慌てて強がってみました。
でも、本当に!!帰りの車の中で、来週はどんな事をしようかなって、色々な案が湧いてくるんです。絶対、エネルギーをもらってるよなぁ〜ってワクワクしながら、そしてやっぱりフラフラしながら(笑)帰路につきました。