2024.08.24
夏休み最後の週末、ヘンデル作曲オペラ「リナルド」を観に行きました。
全席指定なのに、何故か入口が長蛇の列。よく見ると皆さん手荷物検査を受けています。「えっ、何で?」事件でもあったのでしょうか?
客席を見ると、2階席の前列でカメラマンが構えています。「えっ、TV番組?」にしては、写す位置が変です。
すると、万雷の拍手に迎えられてどなたか入場されました。「えっ、どなた?」
釣られて拍手しながら目を凝らすと、そこにいらっしゃるのは日本一唯一無二の方、天皇陛下その人だったのです。
「えっ、嘘!?」と叫んでしまったせいか隣のご婦人が教えて下さったのですが、指揮の濱田芳通さんと陛下はご友人だそうです。そう、図らずもこれは天覧歌劇だったのです。
肝心のオペラはと言えば、ヘンデルの頃はオペラはカストラート(去勢された男性歌手)が歌う事が多かったため、カウンターテナーが沢山出演する珍しいものでした。あれだけ裏声を鍛えるのは難しいだろうなぁ。
いやー、不謹慎かもしれませんが、何かすごく得した気分のいい休みの終わり方でした!