2020.09.03
譜読みをしていて、パタっと止まってしまったmちゃん。
ん?なんで?
全然いつも読めている音しかないのに。
でも、mちゃんは楽譜を見つめて悩んでいました。
え、なんでだ、、💧
「なんか悩んでる?」の問いに前を向いたままうなづくmちゃん。
ええええ、、💧
なんだろう、、
そう思って楽譜を眺め、前にやった曲と何が違うのか見比べて、、
あ!
もしかして⁉️
「もしかして、、これ?」と指差すと、
mちゃん、うなづきました。
それは、付点二分音符の「点」でした。
音符の上下にある点は、スタッカート。
音符の横にある点はスタッカートではなく、
音符の長さを半分足すという意味。
それはmちゃんわかっていました。
だけどなぜ悩んだのか。
それは、
音符が「線」か「間」かで、点の位置が違うから。
以前教えた時、点の位置は「間」で、点は真横にありました。
今日の曲に出てきた付点二分音符は、「線」。
そう、点は音符より上についています。
点の位置が違うので、
「なんで違うんだ?意味が違うのか?」と
悩んだわけです。
おなじ付点二分音符なんだよ😊!
と説明し、なぜ点の位置が違うのか、説明して、mちゃんの悩みは解決しました!
なぜmちゃんの悩みがわかったかというと、、
実はわたしも子供の頃、同じことを思っていたからなんです(笑)。
わたしは結構、
「なんでそうなるの?」と考えてしまい理屈がわからないと前へ進めない子でした。
でも、昔のピアノの先生は、
「これはこうだからこうなるよ」
みたいな、理屈を説明する先生って少なかったんじゃないかと思います。
なので、わたしは、子供の頃の「なんで?」を、結構ため込み(笑)、
ある程度大きくなってから
「あああ!なんだ!そういうことか!」
と自分で気がつくことが多かったような気がします💧
わたし自身、子供の頃は質問ができない内弁慶だったので、よけいにそうだったのかもしれません。
小さなわたしが、
そこにいました😊。
だいじょうぶ。
「なんで?」
はとっても大事なんだよ😊。