2026.02.21
本教室も2025年度ファイナルを終え
2026年コンクールが始まりました。
挑戦した生徒の皆さん、そして温かく見守ってくださった保護者の皆様
本当にお疲れ様でした。
結果が形となって現れる場ではありますが、私たちが何より大切にしたいのは、その「先」にある歩み方です。
コンクールは、演奏が終わって幕が降りれば終了、というわけではありません。
準備を支えてくれた方々へ感謝を伝え、自分自身の歌と丁寧に向き合い直す。
そんな*「最後までの締めくくり」を丁寧に行うこと*が、
次の扉を開く大切な御縁の始まりです。
ある生徒様から2025年の締めくくりにお手紙を頂きました。
御本人からの了承を得て、掲載をさせて頂きます。
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私はコンクールで
思うような結果が出なかったとき、心が沢山揺れ動きました。
焦りや不安から「今の場所ではないどこか」へ目を向けたくなることもありました。
感謝の気持ちが持てず、何か他のことを始めた方がと思ったり、声楽を大切に出来ない自分がいました。
そんな時
先生が私を抱きしめ、お話をして下さいました。
今の立ち位置がゴールではなく
頂いた出来事を謙虚に受け止めて、自分を成長させることができるチャンス、通過点であること。
今の場所をもう1度見つめ直し、
悔しさから目を逸らすさず、少しだけ深呼吸をしてみては?
声楽という楽器は、自分自身の身体そのものです。
思うようにいかない時期にこそ、逃げずに自分の声と向き合い続ける粘り強さが、大きな壁を乗り越える本物の力を育ててくれること。
**焦って別の道を探すよりも、今ある土台をより強く
**その地道な一歩が、数年後のあなたを支える大きな財産に
今は少し苦しい時期かもしれませんが、この経験をどう締めくくるかで、これからの景色は変わりますよとお話してくれました。
私はこの言葉で自分の大きな間違いに気が付きました。
結果ばかりにこだわり、やるべき努力をしていなかったことを何かのせいにしていたことに気が付きました。
自分に起こることは自分に必要なことであり、無駄なできごとはひとつもないのだとわかりました。
あの時の先生のお言葉が今の私を強くしています。
先生はいつもいつも
私がどんな状況でも
私と努力を続けて下さるとお話をしてくれます。
コンクールの結果は今の自分がどう成長できるかの通過点
これからも先生と一緒に、
声楽を楽しみたいです。
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彼女が私に送ってくれたお手紙には、あの時に私が伝えた言葉が一語一句記されていました。
彼女が耳や心で私の言葉を聞き、受け止めていてくれていたことを大変嬉しく感じました。
彼女は沢山の出来事を経験して、長い長い努力をし、諦めずにご自分の心と向き合ってきました。
私は、彼女とのステージ1回1回に思いや今までの成長、過程を感じながら演奏させていただきています。
彼女は本当に女性としても声楽を志す者としても、芯のぶれない
立派な舞台人になってきています。
これからも彼女が目指す道、
志す夢を応援し続けたいと思います。
音楽の形
挑戦は私達に大切な何かを教えてくれます。
私達の先にはまだ見ぬ、ワクワクや可能性が沢山待っています。それを信じてただひたむきに…