2025.10.12
2025年8月23日【土曜日】滋賀県琵琶湖ホールにて第15回AMAピアノと歌と管弦打のコンクール全国大会が開催されました。
本教室からは
幼児の部 2名
小学1.2.3年生の部4名
小学4.5.6年生の部4名
中学生の部 2名
高校生の部 2名
一般の部 2名の皆様がエントリされ
高校生の部 ジュニアグランプリ・金賞1名
小学4.5.6年生の部 金賞1名
幼児の部 銀賞1名 銅賞1名
小学1・2・3年生の部 銀賞2名 銅賞2名
小学4・5・6年生の部 銀賞1名 銅賞2名
中学生の部 銀賞1名 銅賞1名
高校生の部 銅賞1名
一般の部 銀賞1名 銅賞1名
ご受賞おめでとうございます
暑い夏の全国大会は皆さんの挑戦の夏となりました。
8月上旬にはホールリハーサルを行い
ステージ全体から見える所作やパフォーマンスの出来栄えを確認致しました。
歩行・姿勢・お顔の向き・表情・目線・手の降り方・位置・立礼全てが演奏に繋がる導線となり
下手からの登場→立礼→演奏の流れを完璧に作ることは年齢を問わず難しい所作であることを実感致しました。
演奏ではないから・・・とこの出来事に注目を向けないのはとても残念なことでステージにおける世界観の転換や華やかな空気感の一瞬で作り上げることは演奏以上に重要なことと思います。
歩幅やスピード・歩き方の姿勢は日常の立たずまいとはおおよそかけ離れている分、その方の素の真の部分は露わになって見えてきます。
日常の生活の様子からの見直しやご本人の
気持ちが色々な面で改善されより素敵なステージ所作が身に付くものと期待をしております。
歌唱の演奏は皆様、ぞれぞれに研鑽を積まれ
日々の努力の形がステージに表れていました。本番に向けた技術や気持ちの準備は整っていると実感し、本番に繋げます。
前日レッスンは広いホールをお借りして
響きの状態を確認し、皆さんが普段とは異なる特別な時を迎えようとしている気持ちが伝わりました。
お母様方のお支えやご理解もあり、お子様の健康状態も良好で、穏やかなお心の状態が保てておりました。
差し入れのお品ものの中にお手紙が入っておりました。
レッスン終わりに皆さんの今までの取り組みを振り返り、張り詰めていた感情が解放され、涙が溢れてきました。
ご家族様にとってもお子様の本番は一緒に時を過ごし挑戦するお気持ちである事が伝わり、
本番はみんなの笑顔を引き出せる伴奏をしよう!と最後の練習を終え、ホールを後に致しました。
本番当日、何度迎えても、慣れないお時間
お仕度の時間・食事の時間・・・
時間が早いようで、じっくりと流れる時を感じながら緊張感と集中力を軸にいれていきました。
いよいよ本番
小さい生徒様の堂々とした演奏に会場の空気感や拍手も温かいものに感じました。
学年があがるにつれて、楽曲のボリュームも厚みを増します。
下手では仲間と一緒に自分の本番を待ちます。
お互いに声を掛け合いながら、緊張を和らげ、私を時々見る眼差しは時に不安な気持ちや、本番を楽しみにしている気持ちも感じることが出来ました。
審査員の先生方より温かいお言葉を頂く場面もあり、一人一人はこの日の為に心を尽くしてきたことやこの経験が本当に大きな経験と学び成長につながることを感じる瞬間でした。
今年は大会終了後は教室のレセプションパーティを開催し、お母様方のご協力やご尽力のもと皆さんが大会の記念や思い出に残るお時間になりました。
結果の受け止めはそれぞれにおありと思いましたが、自分の感情を一時整理し気持ちを切り替えなければならない場面もこれから経験すると思います。
悔しさや嬉しさの感情が押し寄せて来る時に、
今までを振り返り、後悔ではなく
受け入れて認め、また次のスタート地点に立つ
簡単なことではありませんが、私たちが目指す先はまだまだ道半ばです。
皆さんの可能性や信じる気持ちを受け止めお支えしながら、お子様の喜び・ご家族様の喜びに寄り添いたいと強く感じたコンクールになりました。
もっと上手になりたいです!
と目をキラキラさせて私を見る皆さんが
ご自分の可能性を開こうとしていることに
事実に大きな力を感じました。
皆さんは自分を信じて自分の可能性を信じている事・・素晴らしいと思います。
私たちチームはこれからも温かい輪を大切に
歌や音楽の持つ力を発信していきたいと思います。
長きにわたり努力された生徒様・温かいサポートをして下さいましたご家族様
本当に素晴らしい瞬間をありがとうございました。