2025年7月20日【日曜日】東京アウラホールにて
第5回全日本こどもの歌コンクール全国大会が開催されました。
本教室からは
幼児の部1名
小学1・2・3年生の部1名
中学生の部1名がエントリーされ、
奨励賞1名・北海道文化放送賞1名受賞されました。
おめでとうございます。
5月に開催された本選終了後、ご自分の演奏やパフォーマンスを振り返り、見えた課題や次への目標を明確にするためにお時間をかけてお話を致しました。
会場・雰囲気の違い
同じ楽曲を演奏する時でも、1回1回の本番は
勇気や丁寧なトレーニング・気持ちの冷静さを保つことも重要で
直前で起きる感覚のズレや不安な出来事にどう向き合い最善の策を講じるかの判断も必要になってきます。
原因のわからない出来事に遭遇することもあり
乗り越える根気強さや負けない気持ちも試されているような気がいたします。
前日レッスンではテンポや所作の確認をし
お一人お一人が明日に向けてお気持ちを高め、安心して演奏できるようにご指導させて頂きました。
ドキドキするけど楽しみです(^^♪とお言葉を頂き、本番までの練習の充実を感じた瞬間でした。
本番の日、朝のレッスンでは、ピアノの音をよく聴く感覚や、魅せ方・表情の最終確認をし
会場へ向かいました。
本番会場には卒業生も応援に来てくださり
後輩の演奏を観覧下さいました。
私にも温かいお言葉をかけて下さり、小さかった彼女がこんなにも力強く、私を支えてくれる存在になっている事に成長と喜びを感じました。
受験生3名の演奏が始まり
幼児の部では キラキラしたお声や可愛らしい響きに彼女の心が楽しさを感じている様子が伝わる演奏でした。
大好きな曲を自分らしく演奏出来た事は大きな学びと喜びに繋がったと思います。
小学1・2・3年生の部
少しのご不安がありましたが、本選以降諦めずに向き合い、努力を続けてきました。
毎日の練習やレッスンの回数も増やし、今この課題をやり遂げる事が後に大きな成長と達成感に繋がり、彼女を大きくしてくれると信じ
一緒に課題の克服に努めました。
本番では、体の全部を使い、繊細に丁寧に音を聞き、歌い切りました。
演奏終了後には【出来たね!】と喜びの気持ちを交わし、本人もご家族も乗り越えた出来事への安堵と充実感を感じておられました。
中学生の部
本選終了後、楽曲の変更をし彼女の持っているお声の魅力や、雰囲気を出せる楽曲を選びました。
年齢的な変声期や高音域の課題も彼女の持つ
抜群のセンスと勘の良さの中でしっかりと馴染ませることが出来ていました。
本番の前は緊張感も保ちつつ、本番でご家族や友人・教室の仲間に聞いていただける楽しみも力をくれていたようです。
伴奏を弾きながら、今日の状態や会場に響くお声の状態を感じ、最後まで気持ちを込めて演奏出来た事は大きな学びとなりました。
コンクールへの挑戦が見えていなかった能力を開花させて、一つの出来事が自信や更なる目標に向かう原動力にもなります。
私たちの進む道には時に辛い事や上手くいかないこともあります。
【私には歌がある!】と自信をもって言えること。
その目は力強く、これからの成長が楽しみです。
第5回全日本こどもの歌コンクール全国大会も終了となり、皆さんと一緒に演奏が出来た事
本当に楽しかったです。
これからも音楽を・うたを楽しく続けて下さい!